筋トレアプリは数多くあれど、ほとんどが手動で内容を選択したり、カウントも音声に合わせなかればならなかったり、と、あまりアプリのメリットが無いものが多かったのですが、Fitエクササイズは腕でトレーニング
最終更新日:2018-10-13 17:32
私は普段、自宅で筋トレを行っていますが、一応自分が決めた
また、記録もしていないので、自分が1年間でどれだけ成長したのか、1年前はどのようなトレーニングをしていたのか、などが把握できていませんでした。
モチベーションも上がらないし、何かいいアプリはないかな?と思っていたところ、トレーニング内容を自動で検知(腕立て伏せなのか懸垂なのか・・・など)し、回数も検出してくれる「Fitエクササイズ」を試してみました。
ただし、この「Fitエクササイズ」は、アンドロイド版「WatchOS」でもある「
Amazonで29,499円(税込)と、まぁまぁ高価なのですが評価も高く、思い切って購入してみました。
結論を言ってしまうと、Apple Watchを着ける機会がグッと減って、最近はこっちがメインになっています。(笑)
また、筋トレの楽しみも増えました。
スマホのアプリではなく、スマートウォッチ(しかもApple Watchではない)にはじめから搭載されている「Fitエクササイズ」がどれくらい正確なのか、配下の動画を見ていただければわかるかと思います。
あまり聞きなれない「Wear OS by Google」とは、iPhoneのApple Watchのアンドロイド版のスマートウォッチに搭載されているOSです。今まで「Wear OS」と呼ばれていましたが、バージョンが上がって「Wear OS by Google」と呼びにくい名前に変更されました。(笑)
この「Wear OS by Google」を搭載したスマートウォッチは、まだ数は多くはありませんが、Apple Watchと違い、いろいろなメーカーから販売されています。
ちなみに
Apple Watchとの最大の違いは、iPhoneと
電話の通知はできるけれど、通話はできない。といういくつか制限がありますが、iPhoneとBluetoothで接続すればApple Watchのように使うこともできます。
価格も若干安いので、意外とおすすめ。
で、「Wear OS by Google」を搭載したスマートウォッチでは、はじめから「Fitエクササイズ」というジョギングや他のスポーツ、そして筋トレのエクササイズを記録するアプリが搭載されています。
Apple WatchやiPhoneで言う「アクティビティ」みたいなものですね。
ただ、このFitエクササイズで「筋力トレーニング」を指定すると、自動でスマートウォッチの動きを検出し、何を何回行ったか、などをかなり正確に検出して記録してくれるんです。
さらにインターバル(セットとセットの間の休憩のこと)もカウントしてくれ、時間が来るとブルっと振動して教えてくれたり、と、私がいろいろ試してきた筋トレアプリの中でも別格の素晴らしい出来なんです。
「Ticwatch Pro」には、同じようにエクササイズを記録する「TicExercise」というアプリもインストールされていますが、筋トレをする場合は「Fit エクササイズ」を選択してください。
私は右ひじを痛めてしまい、あまり深く曲げすぎると激痛が走るので追い込むことはできませんが…
一度修正すると、次回以降より正確に検出するようになります。
なので重量は手動で選択する必要があります。が、一度保存させると、次回以降は前回保存した重量を自動で選択してくれるので便利です。
このインターバル時間は、30秒、1分、1分30秒、2分、なしの中から選択も可能です。
もし、すぐに次のセットに行きたい場合は、「休憩をスキップ」をタップしたり、一時的にトレーン群を中断する場合は「一時停止」なども選択できます。
トレーニング名の右横の数値は、何番目のセットなのか/トレーニング数の合計です。
トレーニングを重ねるごとに、正確に検出するようになるので、慣れてきたらこちらの方が楽かも。
他にも正しく検出するかいろいろ試してみました。
回数も正確です。
はじめてのトレーニングの場合、重量が0㎏になっているので、ダンベルやダンベルなどの重量を指定してください。
ちなみに「順手」の場合は「プルアップ」。「逆手」の場合は「チンアップ」とも呼びます。
実は最初の1回目はうまく検出されませんでしたが、「プルアップ」と指定すると、2回目以降はきちんと懸垂をすると「プルアップ」と検出してくれました。
ただし、逆手と順手の違いは検出しにくいようなので、「チンアップ」でも「プルアップ」と検出されてしまいましたが…。
肩(三角筋)を鍛える「オーバーヘッドプレス」(バーを頭より前にかまえ、頭上に持ち上げる)を試してみたのですが、なぜか?「スタンディングカーフレイズ」(ふくらはぎを鍛える足のトレーニング)として検出されてしまいました。
2回目も「スタンディングカーフレイズ」として検出されたのですが、3回目からはきちんと「オーバーヘッドプレス」として検出されました。
どうしても「オーバーヘッドプレス」を構える準備、そして終わったあとにダンベルを置く動作が大きいので、誤検知を起こしているような気がしますが、やはり何度か修正していると、AI(?)がきちんと検出するようになるようです。
ちなみにスタンディングカーフレイズとは、以下のようなエクササイズ。
さて、筋トレの種類はいくつもあらかじめ登録されているのですが、登録されていないトレーニング名も多くあります。
私は手首が細いのでリストカールを重視しているのですが、検証してみようとしてみたところ、そもそも「リストカール」がありませんでした。
このようにリストに載っていないような筋トレを行いたい場合は、自分でトレーニング名を作成し、その動作を覚えさせることによって、きちんと検知するようにさせることも出来ます。
その場合は「新しいエクササイズを追加」をタップします。
下のチェックのボタンをタップします。
新しく作成した名称のトレーニングや誤検知した場合、「レップ数」は、デフォルトで「14」が選択されるので、正しい回数に修正します。
また、重量もデフォルトでは0kgなので正しい重量を選択します。
あとは他の筋トレと同じように「セットを保存」などをタップします。
新しく作成したエクササイズは、最初のうちはなかなかうまく検知してくれません。が、3回目ぐらいからだんだんと学習して自動で検出してくれるようになりました。
その下に灰色で(30.7kg 1RM、0:19)と記載されています。
「RM」という単位は、Repetition Maximum の略で、この場合、30.7kgの重量なら1回、持ち上げることが出来るでしょう、と言うこと。
それ以外にもトレーニングを行った場所なども表示されます。
今まで同様の筋トレに、45分から1時間ほどかかっていましたが、インターバル時間きちんと決められているので、すんなり勧めることが出来ました。
サイクリングの場合はこんな感じで表示されます。
この日は約15kmほど走りましたが、消費カロリーは281kcal。筋トレの時が125kcalなので、カロリー的には倍ぐらい消費しています。
ただ、サイクリングは1時間と倍の時間かけているので、その影響かもしれません。
「Wear OS by Google」を搭載した「Ticwatch Pro」はiPhoneとペアリングすることも可能です。今後は、iPhoneとペアリングした場合、記録したデータはどうなるのか?なども検証していきたいと思います。
最近半年ほどサボりがちだった筋トレですが、このスマートウォッチのアプリのおかげで、再び再開しました。
また、「うまく検出されるかな~」と確認しながらのトレーニングも意外と楽しくて、トレーニングをするのが少し楽しみにもなりました。
特に休憩時間がきちんとカウントされているので、今まではだらだらテレビを見ながらセットとセットの間のインターバルを過ごしてしまいましたが、それもなくなり、ある程度トレーニング終了時間が推測できるのもいいです。
以前、Apple Watchでも筋トレを記録したこともあるのですが、こちらは単に消費カロリーや心拍数、経過した時間が保存されるだけだったので、それ以降、筋トレではApple Watchは使わなくなったんですよね。
もし、Apple Watchにするか、別のスマートウォッチに迷っている人は、筋トレ重視であれば「Ticwatch Pro」のような「Wear OS by Google」を搭載したスマートウォッチがおすすめです。
購入に当たってわからない点があれば、このページのコメントにしてもらえばわかる範囲で答えます。
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