スマートウォッチの点灯時間を長くする

TicWatch ProやFOSSILなどWear os by Googleを搭載したスマートウォッチは、画面を点灯させても5秒ぐらいで画面が消えてしまいます。そこで今回は画面の点灯時間を長くする方法

最終更新日:2020-01-19 15:14

Wear os by Google搭載のスマートウォッチの不満点の1つが、画面の点灯時間が短いこと。Apple Watchなどは最短でも15秒、設定で75秒まで延長できるのに、TicWatch ProやFOSSILなどの「Wear os by Google」を搭載したスマートウォッチは、デフォルトの5秒(ぐらい)で画面が消えてしまうので、時計を見るだけでなく設定も素早く操作しないといけません。
そこで今回はスマートウォッチ(Wear os by Google搭載)の画面点灯時間を延長するウォッチフェイスを紹介します。

目次

Wear os by Google搭載スマートウォッチ画面点灯時間の変更方法

Apple Watchは画面の点灯時間が変更できますが、Wear os by Google搭載のスマートウォッチは出来ないんですよね~。とほほ。

画面点灯時間を延ばすウォッチフェイスを使う

残念ながら今のWear os by Googleでは、どのスマートウォッチも画面の点灯時間は変更できないようです。が、ウォッチフェイスの「Primary Basic」というアプリを使うことによって、画面が消えるまでの時間を好きな時間に変更できます。
ただし、注意点としては「画面が1段階暗くなるまでの時間は変更できない」「Primary Basicのウォッチフェイスを選択しているときだけしか適用できない」があります。

Primary Basci Watch Faceのインストール

スマートウォッチの画面を長押しし、ウォッチフェイス選択の画面になったら、右から左へスワイプし・・・

一番右側にある「他のウォッチフェイスを見る」をタップします。

ダウンロード済みのウォッチフェイスの一覧が表示されるので、スクロールし・・・

「他のウォッチフェイスをインストール」をタップします。

音声入力化キーボード入力か選択する画面になるので、キーボードをタップします。

①「Primary」と入力し、②虫眼鏡のアイコンをタップします。

「Primary Basic Watch Face」を探してタップします。

「インストール」をタップします。

インストールが完了すると、「Primary Basic」のウォッチフェイスになります。

画面点灯時間を変更する

もう一度ウォッチフェイス選択モードにし、ダイヤルをタップします。

「Screen Time」と言う項目をタップします。

警告が表示されるので、チェックをタップします。

5秒・10秒・15秒・30秒・60秒から選択できます。

15秒ぐらいでちょうどいいかと思います。

これで画面が消えるまでの時間を変更することができました。が、画面が一段階暗くなる時間は変更できないようです。。。

暗くなる時間は伸ばせない?

点灯した状態はこんな感じ。

約4秒後にはこのように一段階暗くなります。スマホでも1段階暗くなってから画面が消えますが、Wear os by Google搭載のスマートウォッチの場合、この一段階暗くなるまでの時間は伸ばせないようです。
今後の対応に期待するしかないですね。。。

バッテリー消費は?

ただし、残念な副作用があります。
Wear os by Google搭載のスマートウォッチは、豊富なウォッチフェイス(文字盤)が選択できるのが特徴ですが、どうも標準で用意されたウォッチフェイス以外を使うとバッテリーの消費が早くなるようなのです。
こちらのグラフは、文字盤を「Primary Basic」と標準で用意された「Next Gen Digital」にした時のバッテリー残量の推移の様子です。
標準の「Next Gen Digital」の場合は1時間に2~3%減で推移していますが、「Primary Basic」や他のインストールしたウォッチフェイスだと4~6%平気で減っていきます。
このぐらいガンガン減ってしまうのであれば、常時点灯でいいんじゃないかと思ってしまう。。。

常時画面をオンにするには

FOSSILやTicWatch Pro、そしてApple Watchなどのスマートウォッチは有機ELディスプレイを搭載しているため、発光部のみ電力を消費するのを利用して、必要最低限の部分のみ発光させる常時点灯ができます。

こちらが点灯時の画面です。

5秒後、このように常時点灯モードに移行します。この白い部分のみ発光するので点灯したままでもバッテリーの消費が抑えられます。

常時点灯の仕方

常時点灯はスマートウォッチもしくはスマートフォンからも設定できます。
今回はスマホからの設定を紹介します。
「Wear OS」アプリを起動させ、下にスクロールします。

「詳細設定」を開きます。

「常に画面表示」をオンにします。
これで常時点灯モードになりました。

Apple Watchで画面点灯時間の変更方法

Apple Watchの最大の特徴は他のスマートウォッチと違い、点灯時間を長めに設定できることでしょうか。
短い設定で15秒。長い設定で70秒が選択できます。

iPhoneの「Watch」アプリを開きます。

「一般」を開きます。

「画面をスリープ解除」を開きます。

「タップ時」にある「15秒間スリープ解除」「70秒間スリープ解除」から好きなほうを選択してください。
なお、どちらの設定にしても手首を元に戻す(時計から目を離す)と、その動きを検知して画面が消えます。

常時画面をオンにする

Apple WatchもSeries 5から常時点灯モードが選択できるようになりました。Wear os by Google搭載のスマートウォッチでは常時点灯モードは以前から実現していましたが、Apple Watchの場合は書き換えを1秒間に60回(60Hz)から1回に落としてさらに消費電力を少なくしています。そのため、常時点灯モードでもそれほどバッテリーを消費しません。おそらくSeries 5を購入した人のほとんどが常時点灯で使っているのではないでしょうか?

以下は、Apple Watchで常時点灯にする方法。

iPhone内の「Watch」アプリを立ち上げます。

「画面表示と明るさ」を開きます。

「常にオン」をタップし、「オン」を選択します。
これでApple Watchを常時点灯にすることができます。

Sponsored Link

関連ページ