先日の大雪で20年ぶりぐらいにバスと私鉄に乗ったのですが、いい機会だったので、おサイフケータイのモバイルSuicaをインストールして、使ってみました。使い方やチャージなど
最終更新日:2020-11-23 17:39
なお、iPhoneでSuicaを使うには、iPhoneでSuicaを使えるようにするにはを参考にして下さい。
少し長くなってしまったので、このページの各項目へ素早くジャンプできる目次を作成しました。
使い方はカードタイプのSuicaと全く同じ。改札の非接触ICカード読み取り部にスマホを近づけるだけ。
たいていは反応すると音がしたり、改札のディスプレイに金額などが表示されるので、すぐに分かります。
はじめてモバイルSuicaを使うにあたって、不安が多いかと思います。そこで練習として自動販売機で使ってみるのが一番です。
電子マネーが使用できる自販機でモバイルSuicaを使う手順は以下。
普段、電車やバスに乗ったことがないのではじめてバスで使うときは緊張しました。が、乗るとき、降りるときにリーダーにかざすだけです。
なお、iPhoneのSuicaの使い方は、iPhoneにSuicaカードを登録するを参考にしてください。
なお、他の電子マネーと違い、SIMカードが挿入されていないとモバイルSuicaは使用できません。使い終わったSIMカードでもいいので挿入しておいてください。
ここで「モバイルSuica」か「EASYモバイルSuica」かを選択する必要があります。
なお、機種変の場合は右上の①「再発行・機種変更の方はこちら」をタップしてください。
EAZY モバイル Suica |
モバイル Suica |
|||
---|---|---|---|---|
View カード |
その他 | |||
登録した クレジットカードによる決済 |
クレジットカードによる入金 | --- | OK | |
オートチャージ | OK | - | ||
定期券 | OK | |||
Suica グリーン券 |
OK | |||
レジでの現金入金 | OK | |||
鉄道・バスの運賃 | OK | |||
買い物 | OK | |||
再発行 | - | OK |
JRなど交通系ICカードに対応した改札の支払いや買い物、そしてコンビニなどのレジでの現金でのチャージは「モバイルSuica」「EASYモバイルSuica」どちらも出来ます。
大きな違いはクレジットカードの登録の有り無しですが、「EASYモバイルSuica」でも後からクレジットカードを登録できます。クレジットカードを登録した場合、「モバイルSuica」とほぼ同じになり「定期券」や「グリーン券」の購入、Viewカードを登録すればオートチャージも出来るようになります。
「EASYモバイルSuica」は、銀行振込によるチャージが可能でしたが、2019年9月にこのサービスは終了してしまいました。
「モバイルSuica」で登録したクレジットカードが「Viewカード」の場合、オートチャージが可能です。
オートチャージを設定した場合、残高が指定した金額以下になると改札を通過した後、自動的にクレジットカードからチャージされます。
「EASYモバイルSuica」でクレジットカードを登録していない場合は「定期券」新幹線のグリーン券が発行できません。アプリでの定期券は、カードの定期券のように割引価格で指定した区間、期限で乗ることが出来ます。
①の「会員規約・利用特約に同意する」にチェックを入れ、②「会員情報入力へ」をタップします。
氏名は解約するときに、残金を銀行振り込みするときに銀行での氏名と一致しないと振り込まれない仕様になっているようです。なので正しい氏名を入力してください。
これらは必須入力項目です。
ここに入力するメールアドレスは、「@docomo.ne.jp」か「@ezweb.jp」「@softbank.ne.jp」と言ったキャリアのメールでないと受け付けてくれません。
それ以外に「自宅の電話番号」と「パソコンで使用するメールアドレス」を入力します。この2つは必須ではありません。
また秘密の質問とその答えも設定します。
「確認画面へ」をタップします。
*今回は「持っていない」で進めていきます
ここまでは「モバイルSuica」も「EASYモバイルSuica」も変わりません。が、「モバイルSuica」はこの後クレジットカードの入力になります。
モバイルSuicaに
店員に、「Suicaのチャージお願いします」と告げ、入金する金額を告げます。ローソンの一部のレジでは入金金額がレジの液晶に表示されるので、タッチする必要がある場合もあります。
レジのFeliCaリーダー部にスマホをかざし、音が鳴るまでそのままでいます。
レジよりも敷居が低いのがセブンイレブンのATMでチャージする方法。
現段階ではセブンイレブンのATMしか対応していないようです。
上の動画はiPhoneのSuicaにチャージしていますが、アンドロイドのモバイルSuicaも全く同じ手順でできます。
アンドロイドのモバイルSuicaの場合は、画面を点灯させなくてもOKです。
「チャージする」をタップします。
よく、おサイフケータイはスマホのアプリを立ち上げていけないといけないのか、とか、スマホの電源が切れていたり、バッテリーが無くなったら使えないのか、など疑問を持っている人がいますが、基本的にスマホの内蔵してあるおサイフケータイは、アプリを立ち上げる必要もなければ、スマホの電源を切っていても使用できますし、バッテリーが無くなった状態でも使用することができます。(私自身3台のスマホを持ち歩いていますが、おサイフケータイとして使っているスマホは、おサイフケータイ用としてしか使っていないので、普段は電源を切っていますし、たまにバッテリーが0になっていますが、おサイフケータイは普通に使えます。)
また、カードタイプの電子マネーは、他の会社の電子マネーカードと重ねたり、同じカード入れや財布に入れて使おうとすると、電波が干渉してしまい、反応しない時がありますが、スマホのおサイフケータイは、そういったことが一切ないのも最大の特徴です。
スマホのおサイフケータイは、1台に複数の電子マネーを使うことが出来るので、どの電子マネーで支払うか、店員に言う必要があるんですね。
すると店員は、対応した電子マネーのボタンを押すと、スマホ側でその電子マネーで支払うことが出来る、という仕組みです。
コカ・コーラの自動販売機は、いろいろな電子マネーに対応していますが、その場合、自分で使いたい電子マネーのボタンを押してから購入します。
交通系電子マネーには「Suica」と「
実は「おサイフケータイ」アプリ上からどちらを使うかあらかじめ設定しておく必要があります。
私鉄だからPASMOが使われる、というわけではなさそう。
クレジットカードを登録する場合、年会費がかかってしまうので使わない場合は、退会してください。なお、退会した場合は、チャージしたお金は戻ってきますが、手数料がかかってしまうようです。
詳しくは、大会に伴う払戻額の計算方法を参考にしてください。
また、チャージしたお金は退会時に指定する口座に振り込まれるようです。
携帯電話会社との契約を解除する前に退会する必要があるようです。
使い方はほぼ同じ。iPhoneのSuicaもかざすだけで使えます。
iPhoneのSuicaは、データをiCloudと呼ばれる専用のサーバー上に保存されるので、買い替えたときの手続きが簡単です。
私のようにほとんど電車やバスを乗らない人には、よくわからないかもしれませんが、「Suica」はJR東日本が提供している非接触型ICカード方式の電子マネーですね。数センチであれば、対応機器とカードで通信でき、読み取り部に近づけるだけで支払いなどが完了します。
電子マネーは、
「あらかじめお金をチャージ(入金)しておかなければならないタイプ」
「あとで請求されるタイプ」
「自動的にクレジットカードからチャージできるタイプ」
などが有りますが、SuicaもPASMOも、あらかじめチャージするタイプ(プリペイド式)です。クレジットカードを登録すると、残高が一定以下になると自動的にチャージする(オートチャージ)こともできます。(オートチャージに対応しているクレカは、JRが発行するビューカードのみ)
あとで紹介する、近畿地方の私鉄などで使えるPiTaPaは、唯一クレジットカードタイプのようです。
PASMOは、関東周辺の私鉄やバスが採用している非接触型ICカード方式の電子マネー。
どちらも別々の会社の電子マネーなんですが、2008年ぐらいから、相互利用が出来るようになり、飛躍的に使い勝手が上昇しました。
PASMOも、あらかじめチャージして使うプリペイド式になります。また、オートチャージにも対応しています(オートチャージに対応しているクレジットカードは、パスタウンカードなど、各交通機関が発行しているカード)。
2020年からアプリが公開されました。
つまり、SuicaかPASMO、どちらかのカードを持っていればJRにも私鉄やバスにも乗れる(もちろんお金をチャージしていないといけませんが)ってことですね。
以下は各鉄道会社やバス会社などが発行している電子マネーの一覧と、提供会社、アプリの有り無しです。
今のところはSuicaとPASMOしかアプリはないようです。
電子マネー | 提供 | アプリ |
---|---|---|
Kitaca | JR北海道 | なし |
Suica | JR東日本 | あり |
PASMO | 関東周辺の 私鉄・バス |
あり |
TOICA | JR東海 | なし |
manaca | 名古屋周辺の 私鉄・バス |
なし |
ICOCA | JR西日本 | なし |
PiTaPa | 近畿周辺の 私鉄・バス |
なし |
SUGOCA | JR北九州 | なし |
はやかけん | 福岡市交通局 | なし |
nimoca | 西日本鉄道 | なし |
バスや電車で通勤通学している人は、多分殆どSuicaやPASMOのカードを持っていると思います。が、スマホのアプリの「モバイルSuica」との違いはなんでしょう?
「Suica」は、カードタイプ。「モバイルSuica」はスマホのおサイフケータイ(FeliCa)を利用した電子マネーです。
違いとしては、モバイルSuicaは、
といった違いがあります。
セブンイレブンで使えるnanacoもそうなんですけれど、残高を確認できたり、スマホだけでお金をチャージできる点は、モバイルSuicaの最大のメリットです。
またオートチャージにも対応しているので、残高が0円になっていることに気が付かなくても、自動的にチャージしてくれます。(オートチャージはカード型のSuicaも対応しています)
カードタイプのSuicaは、券売機のところにある専用の端末や、一部のコンビニで、現金でチャージしないといけませんが、モバイルSuicaは、スマホ上からクレジットカードでチャージが可能です。カード型のSuicaは、ビューカードしか登録できないようですが、モバイルSuicaは色々なクレジットカードにも対応しています。
モバイルSuicaには、クレジットカードでチャージし、すべての機能が使えるふつうのモバイルSuica会員と、一部機能が制限されますが、クレジットカード登録なしで発行できるEASYモバイルSuica会員の2つがあります。
EASYモバイルSuicaは以前は銀行口座からのチャージが出来ましたが、2019年9月に終了してしまいました。
それ以外にスマホ上から定期券や新幹線などの切符も購入できると言った違いがあります。
EASYモバイルSuica会員は、定期券や新幹線の切符がスマホ上から購入できないといった制限があります。
私はそもそも電車自体に殆ど乗らないので、購入の仕方などは別のサイトに譲りますが・・・笑
iPhoneやアンドロイドでSuicaを使う場合は、JR東日本発行のViewカードを登録してチャージする使い方がベター(チャージでポイントがたまるため)。
また、セブンアンドアイ、イオン系列などでも使え、電子マネーの中でも最も使える店舗が多いのもおすすめポイントです。
Sponsored Link