Androidの手書き入力がすごい!
Last update 2012/09/11 22:13
Androidで手書き入力を行う方法は、日本語入力アプリに用意されている手書き入力モードを使用する方法と、各アプリが用意している手書き入力を使用する方法がメインです。
今回は両方の手書き入力を紹介します。
実際に使ってみましたが、かなりサクサクで認識率も高く使いやすい!!
ツイッターやFacebookのつぶやきは、手書きのほうが簡単かもしれない。
日本語入力アプリはメールやメモ帳などに文字を入力するときに使用する入力システムで、各スマホメーカーが独自の日本語入力アプリをインストールしているのですが、SONYのXperiaやSamsungのGALAXYなど独自の日本語入力アプリを使用して入力します。
XperiaはPOBoxという日本語入力アプリを使用しているのですが、POBoxには手書き入力モードがあり、今回はPOBox Touchの手書き入力モードを紹介します。
なお、使用している端末はGALAXYなんですけれど、POBox Touchをダウンロードしてインストールして使っています。
※ POBox Touchはgoogle Playではダウンロード出来ないのでちょっとした技が必要です。詳しくはリンク先を参照してください。
手書き入力 POBox Touch編
動画のほうがどのような感じなのかわかりやすいので、まずは動画をご覧になってください。(音楽が流れます)
スマホで手書き入力をそのままメモ化出来るアプリが人気のようですが、日本語入力アプリの手書き入力モードのメリットは、手書きを清書(?)してきちんとテキストとして入力してくれる点です。
手書きメモアプリは、手書きがそのまま保存されるので文字が汚かったり、漢字がわからない時とか、いまいち使い心地が悪いんですよね。
日本語入力を変更する
日本語入力システムを変更する場合は、「設定」の「言語と文字入力」の「デフォルト」の部分をタップ。
POBox Touchを選択します。
(Xperia以外のスマホは予めインストールしておく必要があります)
手書き入力を使う
入力モードを切り替えるにはメモ帳アプリなど文字入力が可能なアプリを起動させ、左下のひらがなローマ字切り替えボタン(「あ/a」)を長押しし、出てきたメニューの右下のボタンをタップします。
POBoxの手書き入力は、ひらがなを入力すると日本語が入力され、漢字変換候補が表示されるという手順になります。
ひらがななので、画面が小さくてもかなり正確に入力することが可能。
ただし「た」などは「ナ」と「こ」のようにきちんと各部位を離して書かないと、正しく識別してくれないみたいです。
「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」のような小さな文字は十字の4つに区切られた部分の1つからはみ出さないように書くと、小さい文字として識別されます。
同じように句読点も十字で区切られた1コマに記入すると正しく認識されます。
日本語だけでなく、「ローマ字(英語)」や「数字」モードも手書き入力に対応しています。
かなり素早く書いてもガンガン認識してくれるので、人によってはこの手描きモードのほうが素早く入力できるかもしれません。
ツイッターやFacebookのつぶやきなんかは、こっちのほうが手軽かも。
POBoxは漢字変換も頭がイイので、めちゃめちゃ使いやすいです。
ただ、ディスプレイ用の保護シートの指の滑り具合によって、使いやすさは左右されるので、指が滑りづらいなんて人は保護シートをちゃんと選んだほうがいいかも。
なお、GALAXYのSamsung日本語入力も、GALAXY Note版のは手書き入力モードがあるらしい!?
やっぱ日本語入力に関してはiPhoneよりAndroidのほうが1枚、いや、2枚ぐらい上手かもしれない。
使い方ですが、▼▲のボタンは文節移動やカーソル移動用のボタン。
文章の文字を間違えた時も、このボタンでカーソルを移動して簡単に修正することができます。
他にも文字削除ボタンや確定(改行)ボタン、音声入力切り替えボタンなどがあります。
google 検索で手書き入力
さて、上記の方法はひらがなを画面に書いて漢字として変換する方法でしたが、直接漢字を書いてテキストに変換される手書き入力モードが可能なのが、google検索です。
こちらもめちゃめちゃ軽くて、しかも直接漢字を入力できるので、素早く検索したい場合なんかには直感的に操作できてベター。
こちらも動画で見てもらったほうがわかりやすいと思います。(音は出ません)
見ていただくと分かる通り、すごい識別率が高いんです。
ただ、先ほどのPOBoxとちがい、あまり素早く書きすぎて前の文字と重なってしまうと、呉認識してしまうので注意。
その場合は、文字が重ならないように画面の別の部分で入力してやると、同時に2つ以上の文字を認識してくれます。
漢字も識別してくれるので、ほんとに紙に書く感覚で入力できます。
手書き文字はこのようにテキストデータとなって検索文字入力欄に自動的に入力されます。
使い方
このgoogle手書き入力がすごいところは、特別なアプリを使用しなくてもブラウザでgoogleのページにアクセスするだけ。
動画ではChromeで動作させていますが、Android標準のブラウザでもiPhoneのSafariでも動きます。
すると画面右下に「g」というボタンが表示されるので、手書き入力をオンにするときはここをタップ。
手書き入力モードをオンにすると「スペース」や「削除」のボタンが表示されます。
1文字でも入力すると、今まで入力された文字からキーワードを識別して、それに続く文字のリストを表示してくれます。
でもあまりに識別率が高いので、リストの中に検索したいキーワードがあっても最後まで指で書いちゃうんですけれどね・・・。(笑)
過去に検索したキーワードと同じような文字を入力していくと、そのキーワードが候補のトップに表示されます。
まとめ
今までの手書き入力アプリは、指のような太さだと、うまく書けなかったり指でかいている部分が隠れてしまって、あまり使いやすいものではなかったのですが、今回紹介した2つの手書き入力はどちらも非常に使いやすいです。
意外と素早い入力にも対応しているので、短いブログなど、手書き入力のほうがはやく描き上げることが出来るかもしれません。
また、Androidのほうが日本語入力に関しては融通がきくので、文章をたくさん書くような使い方の場合はiPhoneよりAndroidのほうがむいているかもしれません。
いずれにしろ、未来だ!と感じさせてくれる機能でした。
2012/09/11 22:13 | | |