スマホの画面を録画する方法を紹介します。Android4.4であれば、screenrecordを使ってスマホの画面をスムーズに録画して動画にすることが出来ます。
最終更新日:2020-11-06 18:47
スマホの画面を録画する方法はいくつかあるのですが、無料で最も簡単、そしてスムーズな動画ファイルにする方法をいくつか紹介します。
アンドロイドの画面を録画するには、root化する必要はありません。
録画した動画はYouTubeにアップロードしたり、ヒカキンさんのようにゲームアプリを中継してYouTubeで公開することも出来ます。
最新(Android 11)から標準機能として画面と音を録画できる「スクリーンレコード」という機能が搭載されました。
Android10以下の人は、Galaxy、Xperia、アプリで録画する方法もあります。
なお、iPhoneで画面を録画するには、iPhoneの画面を録画するにはを参考にしてください。
使い方は以下。
いちいち探して録画するのはめんどくさいので、このボタンを移動させます。
すると「録画を開始しますか」と表示されます。
ここで「録音 マイク」の右横の部分をタップします。
*この音声の設定は録画するたびに必要なようです
アプリ一覧から「Game enhancer」を探して起動します。
この後もいくつか許可を聞かれるので、すべて「許可」をタップしてください。
インストールされているアプリのうち、録画することが出来るアプリが既に登録されていました。
残念ながらすべてのアプリが表示されるわけではなく、録画可能なアプリだけらしい。
Game enhancerの右上のダイヤルのアイコンをタップします。
ファイルサイズを小さくしたい場合は、「480p」で撮影してください。
アプリの右下にあるダイヤルのアイコンをタップします。
[サイレントモード]は、現在Game enhancerの一部機能によりOFFに出来ません
と、表示されるようになってしまいました。再起動しても治りません。
始めは原因がわからなかったのですが、先ほどの「通知を非表示」や「着信通知を非表示」をオフにしたところ、表示されなくなりました。
同じような警告で悩んでいる人は参考にしてください。
Game enhancerに表示されたアプリの中から録画したいゲームアプリを起動します。
ゲーム実況や声も録画したい場合は、「フロントカメラ」や「マイク」をオンにしてください。
「オーディオミキサー/ボイスチェンジャー」は、
ゲームオンで声が聞き取りにくい場合は、ここで調節してください。
「REC」をタップしてください。
ここで「REC」をタップすれば、録画が開始されます。
録画した動画は、「Movies」フォルダに保存されています。
Galaxy S10以降から標準で画面を録画する機能が搭載されました。AQUOS、arrowsのスマホを使用している人は、あとで紹介するアプリによる録画を参考にしてください。
さらに上から下にスワイプしてクイックパネルを表示させます。
このアイコンをタップすると録画が開始されます。
もし、アプリ上の音も録画したい場合は、「メディアサウンド」をチェックしてください。また、ゲーム実況のような動画にしたい場合は、「メディアサウンドとマイク」にチェックを入れると、マイクから声も同時に録画出来ます。
②「録画を開始」をタップします。
一番右側が録画停止のボタンです。
真ん中はインカメラの映像を画面中に表示します。ゲーム実況などに使用できます。
鉛筆のアイコンは、画面上にフリーハンドでラインなどをひくことができ、ラインを引く様子も録画出来ます。
YouTubeにアップロードしたり、メールで送信する場合は、右上の
以下は動画で解説したGalaxyの場合の画面録画方法と、録画したものです。
ここをタップします。
①の「設定」をタップします。
デフォルトでは1,280x720になっていますが、これを変更します。
一番上の「1,920x1080」にチェックを入れます。
デフォルトでは「30FPS」(1秒間に30コマ)です。
ただし、ゲームなどの動作が重くなる画面を録画する場合は、必ずしもここの設定通りにはならないこともあるので注意。
デフォルトでは「自動」になっています。
ビットレートが低いと画質の悪いYouTube動画のようになります。
ただし、ビットレートが高くなると動画のサイズも大きくなるので注意。
解像度、フレームレート、ビットレートをそれぞれ最大値に設定して録画すると、1分間の動画でだいたい100MBぐらいの大きさになります。
友達に送ったり、YouTubeにアップロードする場合、あまりファイルサイズが大きいとパケット量も増えるので、Wi-Fiで接続するか、画質を落とすようにしてください。
残念ながらアンドロイドではゲームなどの音声を直接録音できません。(iPhoneは出来ます)そのため、マイク経由での音声になり、しかもモノラルになってしまいます。
その下の「タップを表示」は、タップした場所に丸い円が表示される機能で、必要があればオンにしてください。
このあとカウントダウンが始まり、録画が開始されます。
最新のアンドロイドであれば、始めからインストールされている「Playゲーム」というアプリ経由で録画できます。ゲームだけではなくて、ホーム画面や設定、YouTubeの動画を録画することも出来ます。
特別はソフトをインストールする必要もなし!
表示された自分のGoogleアカウントをタップします。
なお、ここで記載されているように録画した動画は、スマホ内の「
マイクのボタンは、マイク経由の音声を録音するか選択できます。
画面を撮影中はマイク経由の音声しか録音できません。なのでモノラルだし、音質も悪いし、周りの声や音も録音されてしまいます。
もし純粋にゲームの音やスマホの音を録音したい場合は、後で紹介するデジタル録音機につなぐ方法があります。
一番下の赤いボタンが録画開始ボタンです。
不要であればインカメラのアイコンをタップしてオフにしてください。
また、ゲームプレー中はじゃまになる場合は、タップして移動させることも出来ます。
うまく録画できたらYouTubeにアップロードしてみましょう。
今度は画面下に表示される、「ギャラリーで表示」か「編集してYouTubeにアップ」をタップします。
YouTubeにアップロードする場合は、「編集してYouTubeにアップ」をタップします。
この画面で、
・BGMの追加
・色彩の調整
・トリミング
・動画のタイトルや説明文の編集
・動画の公開範囲
などを編集できます。
Playゲームの録画だと、タイトルがゲーム名。説明文にもゲーム名と「AndroidのGoogle Playゲームで録画」という文章が自動で入力されていました。
「プライバシー」は動画の公開範囲です。
不特定多数に公開するのか、友だちや家族だけに公開するのか、自分だけ再生できるのかの3つから選択できます。
「タグ」は、YouTubeで検索したときにそのキーワードで検索するとヒットしやすくなります。
これもあらかじめ自動で入力されていました。
もし、友達や家族のみに見せたい場合は、「Unlisted」を選択し、動画のURLを見せたい人に送ってください。
自分しか見られないようにするには、「Private」をタップします。
左上の音符のボタンをタップします。
タップすると再生して視聴できます。
決まったらアイコンの右下に有る「+」の部分をタップしてください。
「ここをスクロール」を左右にスワイプすると、音楽の開始をずらすことが出来ます。
すべて編集できたらさっそくアップロードしてみましょう。
アップロードが完了するとメールが届きます。
録画した動画はスマホ本体かSDカードに保存されます。各スマホに用意された「ギャラリー」を開きます。
で、移動させると画面の中央部にバツじるしのアイコンが表示されるので、ここにボタンを重ねるように移動させると、ボタンを消すことが出来ます。
なのでモノラルだし、音も悪いし、何より自分の音声やタップする音なども入ってしまいます。
なので私の場合は、スマホのイヤフォンジャックとデジタル録音機につないで別々に録音しました。
で、あとでパソコンで合成しました。
ゲームの中継なんかはマイク経由で録音したほうがいいかもしれませんね。
それがこの「mobizen」というアプリ。このmobizen、画面を録画出来るだけでなく、パソコンからスマホを操作したり、パソコンとファイルをやり取りしたり・・・などすごいいろいろなことが出来る、超オススメアプリなのですが、フル機能はドコモのスマホでしか使えないっぽい。ただし、ドコモ以外のスマホでも動作した。という報告もあるので、試してみてはいかがでしょう。
まずは、google Playからアプリをインストールします。
表示されているメールアドレスをタップします。
このパスワードはパソコンにスマホの画面を表示するときに使用するパスワードになります。
パソコンに表示させたい人は忘れないようにしておいてください。
この丸いアイコンは指で自由に場所を変更できます。
このオレンジ色の丸をタップします。
真ん中のカメラのアイコンは、画面のキャプチャー(静止画)。
一番下は画質などの設定画面が表示されます。
「録画画質」は「高い」が一番高画質ですが、負荷が高くなります。
なお、オレンジ色のアイコンも一緒に録画されるので、「透明度」でアイコンの透過度を決めることが出来ます。
基本的にはスマホは、1秒間に60コマで書き換えられているのですが、ほぼ60コマ(fps)で録画することは出来ません。
なので「制限なし」にしておくといいでしょう。
Xperia Z3の場合は、フルハイビジョンで28~37fpsで録画できます。
YouTubeなどにアップしたり、LINEで友だちに送ったりするには、丸で囲った部分をタップし
あまり気になりませんが、注意してください。
AZスクリーンレコーダーなどアプリを使った画面の録画は、Androidの仕様上、アプリの音やサウンドはマイク経由でしか録音できません。そのため音質も悪く、モノラルになってしまいます。
Galaxyの録画機能の場合は、ゲームなどの音やサウンドを映像と同時に保存するので、ゲームの音をそのまま録画出来ます。
以下は、マイク経由でサウンドを保存した場合とGalaxyのサウンドも映像と同時に録画した場合の音質の違いです。
有料のソフトになってしまいますが、ReflectorというWindows/Macのソフトを使うとAndroidやiPhoneの画面をWi-Fi経由でパソコンのモニターに表示させることが出来ます。
このReflectorというソフトには、録画機能が搭載されていてゲームのサウンドもそのまま録画出来ます。
パソコンの性能が高ければ、コマ落ち無しに録画することも出来ます。
録画した動画をパソコンで編集したい場合は、こちらの方が便利。
無料版はロゴが表示されてしまいますが、有料版では表示されません。
Reflectorの使い方や購入方法は、iPhoneの画面を録画するにはを参考にしてください。
以下はReflectorで録画した動画です。
iPhoneも同じように画面を録画することが出来るのですが、アンドロイドの場合、手順などが少し難しいです。
なので上級者向きですが、一度設定すれば簡単に録画することができるので、細かく手順を紹介したいと思います。
順序としては、
1.Java JDKをインストール
2.Android SDKのインストール
3.環境変数の設定
4.ドライバーのインストール
5.スマートフォンの設定
となります。
録画方法は録画するになります。
まずは確認をしてください。
「設定」を開き、「端末情報」もしくは「タブレット情報」を開きます。
「Androidバージョン」の下に表示されている数字がバージョンになります。
ここが4.4.X以上か確認して下さい。
残念ながら2013年にドコモなどから発売された端末は、Android4.2.X止まりで4.4.Xまでアップグレードできる製品は殆どありません。
Nexusシリーズであれば、4.4.Xにアップグレードできるので、確認してみてください。
JDKダウンロードページを開き、JAVA DOWNLOAD Java Platform(JDK)のボタンをクリックします。
64ビットであれば「Windows x64」の方をダウンロードします。
Windows7や8であれば、たいてい64ビットだと思います。
どちらか確認するには、コントロールパネルの「システムとセキュリティ」にある、「システム」を開くと「システムの種類」に記載されています。
このままでOKなので、「次へ」をクリックします。
このままでOKなので、「次へ」をクリックします。
「閉じる」をクリックして閉じます。
まずは、Android SDKダウンロードのページへ行きます。
ページを少し下へスクロールし、「 DOWNLOAD FOR OTHER PLATFORMS 」をクリックします。
なお、Mac版もあるようです。
「展開」をクリック。
基本的に必要な物はすでにチェックされているので、「 Android SDK Tools 」「 Android SDK platform-tools 」
続いて「Install x packages...」をクリックします。
終了したら、右下の「Close」をクリックしてください。
その下のAndroid SDK Managerも右上のバツじるしをクリックして閉じてください。
Windows 8以降でのコントロールパネルの開き方は、Windows 8.1でコントロールパネルを開くにはを参考にしてください。
「システムとセキュリティ」をクリックします。
;C:android-sdk-windowstools;C:android-sdk-windowsplatform-tools
を加えます。
もともと入力されていた値を消してしまわないように注意してください。
OKをクリックし、「環境変数」のほうも「OK」をクリックして閉じます。
続いてパソコンとスマホを接続する準備をします。
ほとんどの場合、パソコンとアンドロイドをつなげても、パソコン側でドライバーが用意されていず、認識してくれません。
ドライバーは、スマホのメーカーサイトで用意されています。
ちなみにNexusは、Google USB Driverで公開されています。
ELUGAなどは、パナソニックのサイトからダウンロードできます。
以下は、Nexusのドライバーのインストール方法です。
「すべて展開」を選択します。
すると、「ほかのデバイス」の部分にスマホ、もしくはタブレットの名称が表示されて、黄色いビックリマークが表示されていると思います。
これはパソコンがスマホをきちんと認識していないためです。
この部分を右クリックし、表示されたメニューから「ドライバー ソフトウェアの更新」を選択します。
下の方にある「端末情報」または「タブレット情報」をタップします。
その下に「デベロッパーになるまであとXステップです」という表示が現れます。
この「開発者向けオプション」をタップします。
これでアンドロイド側も準備が完了しました。
これで準備は整いました。
意外と四苦八苦してしまいましたが、この順番通りに行っていけば、スムーズにできると思います。
続いて、録画してみましょう。
Windows8.1の場合は、スタートボタンを右クリックして表示されるメニューの「コマンドプロンプト」を選択します。
と入力し、エンターキーを押します。
画像のように $ マークが出れば正しく設定が完了しています。
device unauthorized please check the confirmation dialog on your device.
というようなエラーが表示された場合、スマホ側の画面を表示させてください。
このパソコンからのUSBデバッグを常に許可するにチェックを入れ、OKをタップします。
'adb'は、内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
というようなエラーが出る場合、環境変数のパスがきちんと通っていない可能性があります。
もしくは反映されていない可能性があります。
ちゃんとCドライブにコピーしたか、また、環境変数の設定のところできちんとしたパスになっているか確認して下さい。
screenrecord 保存先/保存ファイル名
と入力し、エンターキーを押すと、録画が開始されます。
いちいち、保存先のパスを入力するのがめんどくさい場合は、予め保存先ディレクトリに移動しておきます。
cd 保存先ディレクトリ
で、保存先へ移動できます。
例えば、
cd sdcard/Movies
で、アンドロイドのデフォルトの「Movies」というディレクトリに移動できます。
録画中は画面に変化がないので、本当に録画されているか不安になるかもしれませんが、この画像のような表示であれば、録画されているのでご安心を。
また、「adb」シェルからも抜け出すことが出来ます。
なお、録画できる時間はデフォルトで3分。また、最長も3分間になります。
音は録音できないようです。
ESファイルエクスプローラーのようなファイル管理アプリイで保存したディレクトリに行くと、ちゃんと作成されていました。
USBでパソコンでつないでいる場合、Windowsのエクスプローラーでもアクセスできるので、パソコン側にコピーし、再生することも出来ます。
こちらが実際にscreenrecordで録画したものです。
若干カクついていますが、ASMで録画するよりもスムーズだと思います。
上の動画は、iPhoneの画面を録画したもの。
さすがスムーズで音も録画出来ていますね。
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