iPhoneからアンドロイドに乗り換える 連絡先の移行
iPhoneからアンドロイドに買い替えたときに、連絡先はどうやって引き継げばいいのだろう?という疑問に答えます。
最終更新日:2019-07-12 22:12
iPhoneからアンドロイド(エクスペリアやギャラクシーなど)へ買い替え・乗り換えた場合、連絡先に保存してあるデータはどのように引き継ぎ・移行すればよいのでしょうか?
今回はiPhoneからアンドロイドに買い替えた場合の最も手軽な連絡先の移行方法を紹介します。
やり方はたくさんあるので、上から順に簡単に引き継ぎ可能なやり方になります。
目次
iPhoneとケーブルをつないでデータ移行
最新のアンドロイド機であれば、初期設定時にiPhoneとアンドロイドをケーブルで繋いで、iPhoneからデータを移行することが出来ます。
もし、iPhoneが手元にある場合はこのやり方が一番簡単。
詳しいやり方は、iPhoneとUSBケーブルで繋いでデータ移行を参考にしてください。
iCloudから抽出する方法
最も手軽なのはiCloudのページから連絡先のデータをエクスポート(抽出)して取り込む方法です。この方法ならiPhoneが手元になくても行なうことが出来ます。ただし、少しやりにくい(後述)のでこの方法がうまくいかなかった場合は、パソコンで行うことも出来ます。
アンドロイドでの操作
このやり方はiPhoneが無くても出来ます。アンドロイドを購入したら、iCloudの連絡先を開きます。
と、こんな感じに「このブラウザは現在サポートされていません。」と表示されてしまいます。
そこで、右上の をタップします。
「PCサイト」をタップします。
ログイン画面が表示されるので、iPhoneで使っていたApple IDでログインします。
Apple IDのパスワードを忘れた場合の復元
Apple IDを入力し、②をタップします。
パスワードを入力し、②をタップします。
2段階認証を設定している場合は、iPhoneが無いと6桁の数字を受け取ることが出来ないので、SMSで受け取ります。
無事、ログインできるとこのような連絡先が表示されます。
ここで画面左下に、このような小さなダイヤルが表示されれば成功です。
逆にこれが表示されなければ、この方法は使えません。
残念ながらこのページは、ピッチイン・ピッチアウトを使った拡大・縮小が出来ません。このダイヤルはスクロールしても表示されないので、この時表示されないスマホはこの方法が使えません。
パソコンを持っていれば、この方法で進めることが出来ますが、ない場合は別の方法で試してください。
ダイヤルをタップし、「すべてを選択」をタップします。
すると登録してあるすべての連絡先が水色になりました。
もう一度ダイヤルをタップし、「vCardを書き出す」をタップします。
すると画面の一番下に「iCloud vCards.vcf」が表示されるので、「開く」をタップします。
インポート先が表示されるので、名前をタップします。
「保存」をタップします。
これで連絡先にiPhoneで使っていたデータが移行出来ました。
連絡先のデータをメールで送る方法
上のやり方がうまくいかない場合、メールでデータをアンドロイドに送信することで連絡先のデータを移行できます。
iPhoneでの操作
「My Contacts Backup」というアプリをiPhoneにインストールします。
最初だけこのように連絡先へのアクセスの許可を聞いてくるので、「許可」をタップします。
「Total : XX Contacts」がiPhoneに保存されている連絡先の個数です。
「Backup」をタップします。
連絡先のデータの抽出が完了しました。「Email」をタップします。
アンドロイドでも使用するメールアドレスを指定します。
Gmailがお勧めです。Gmailは、Googleアカウントを取得すると無料でもらえるメールアドレスで、アンドロイドを使う場合は必ず取得できるメールアドレスです。
下にスクロールすると、連絡先のデータが添付されています。
「送信」をタップします。
連絡先のデータの送信が完了しました。「OK」をタップして終了してください。
アンドロイド側の処理
アンドロイド側で送信したメールを受信します。
ドコモメールなどでも構いません。
受信したメールが届いていました。
開くと、このようなファイルのアイコンがあるのでここをタップします。
ファイルへのアクセスを許可するか聞いてくるので、「許可」をタップします。
添付ファイルをダウンロードします。
「実行方法」が表示されるので、「連絡先」をタップします。
※なるべく「ドコモ連絡帳」は選択しないでください。ドコモからau、ソフトバンクに移行するとき、アドレス帳が引き継げません
エクスペリアの場合はこのような画面になります。
連絡先がスマホ内のファイルにアクセスしていいか聞いてくるので、「許可」をタップします。
連絡先を取り込むアカウントを選択します。
iPhoneの連絡先のデータをアンドロイドに取り込むことが出来ました。
パソコンがある場合
もし、パソコン(WindowsでもMacでも可)があれば簡単に連絡先のデータを抽出してアンドロイドに移行できます。
iCloudの連絡先にアクセスします。
Apple IDでサインインします。
Apple IDのパスワードを忘れた場合の復元
パスワードを入力し、②をクリックします。
2段階認証を設定している人は、確認コードでログインします。
※iPhoneをすでに手放している人は、SMSで確認コードを受信できます
iCloudの連絡先が表示されます。
左下のダイヤルをクリックし、「すべてを選択」をクリックします。
もう一度ダイヤルをクリックし、「vCardを書き出す」をクリックします。
連絡先のデータが抽出されるので、適当な場所に保存します。
Gmailの連絡先を開きます。
左側の項目にある「もっと見る」をクリックします。
「インポート」をクリックします。
「ファイルを選択」をクリックします。
先ほどダウンロードした「iCloud vCards.vcf」を指定します。
これでGmailのアカウントにiPhoneの連絡先がインポート(取り込み)が出来ました。
アンドロイドのアカウントで、Gmailで使用しているGoogleアカウントでログインすれば、連絡先に反映されているはずです。
アプリを使う
Yahoo!バックアップを使う
上のすべてでうまくいかない場合は、バックアップ専用のアプリを使うと簡単です。その中でも使いやすくおすすめなのが「Yahoo!バックアップ」。
iPhone版、アンドロイド版をそれぞれインストールし、バックアップと復元を行うことで、iPhoneの連絡先からアンドロイドにデータを移行させます。
なお、あらかじめYahoo!アカウントが必要になります。あらかじめ取得しておいてください。
iPhoneでの操作
iPhoneにYahoo!かんたんバックアップをインストールしたら、立ち上げ「ログイン」をタップします。
Yahoo! IDでログインします。
まだYahooアカウントを取得していない人は、「Yahoo! JAPAN IDを新規取得」をタップすると、アカウントを取得できます。
アカウントは電話番号かメールアドレスで取得できます。
アプリを立ち上げてら「設定する」をタップします。
写真へのアクセスを許可させます。「OK」をタップします。
連絡先へのアクセスを許可します。
位置情報や通知に関する説明が表示されるので、「設定する」をタップします。
位置情報の許可を設定します。「常に許可」か「このAppの使用中のみ許可」をタップします。
通知に関する許可を設定します。「許可」をタップ。
「今すぐバックアップを開始」をタップします。
すぐにバックアップが開始されますが、そのまま「メニュー」をタップします。
「バックアップするデータ」で「連絡先」のみオンにします。
「画像」や「動画」もバックアップする場合は、こちらもオンにしていいのですが時間がかかるので、連絡先だけオンにしておきます。
しばらくするとバックアップが完了します。
右下の「復元」をタップし、バックアップされたデータがあるか確認してください。
アンドロイドでの操作
アンドロイド版のYahoo!かんたんバックアップをインストールします。
連絡先へのアクセスを許可します。
端末の写真、メディアなどにアクセスを許可させます。
アンドロイドのバッテリー省エネ機能に関する説明が表示されるので、「次へ」をタップします。
「許可」をタップします。
iPhoneのYahoo!かんたんバックアップでログインしたYahoo! IDでログインします。
これで設定は完了です。
「今すぐバックアップを開始」をタップします。
バックアップが開始されますが、「復元」をタップします。
iPhoneでバックアップしたデータをタップします。
バックアップしたデータから「連絡先」にチェックを入れます。
「復元開始」をタップします。
連絡先を反映させるアカウント名をタップします。
iPhoneの連絡先からアンドロイドに引継ぎ出来ました。
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