アンドロイドからパソコンなどのファイルやフォルダにアクセスできるファイル共有機能を使えば、Nexus 7のようなSDカードが使えない端末から
最終更新日:2016-12-03 12:43
スマホから自由にパソコンにアクセスする方法を紹介します。
パソコンに保存してある動画や音楽ファイル、ファイルなどをスマホからアクセスして使用することができます。iPhoneではなかなかできないこのような機能がアンドロイドでは簡単に実現することができます。
「ファイル共有」とは、パソコン内の特定のフォルダを他のパソコンやスマホ、タブレットなどからアクセス出来る機能で、WindowsやMacに標準で備わっている機能。
もちろんスマホ(アンドロイド)からもアクセスできます。
単にアクセス出来るだけでなく、プリンターを使ったりすることもできます。
ただし、Windows側に設定が必要なのと、アンドロイド側にもアプリが必要なので、このページで細かく解説したいと思います。
好きなファイルをタップすれば・・・
これなら容量が少ないタブレットでも好きなだけファイルを扱うことができます。
同じネットワーク(LAN)内のパソコンのファイルにもアクセスできるし、「OneDrive」や「DorpBox」などのクラウドストレージサービスにもアクセスできます。
共有したいフォルダは、フォルダ単位でなくドライブ全体を共有することもできますし、DVDドライブなどを共有させることもできちゃいます。
ただ、セキュリティ的にCドライブ全体を共有させるのは避けたほうがいいかもしれません。
これでパソコン側は設定が完了しました。
あらかじめ準備段階として、アクセスしたいパソコンのIPアドレスを調べておきます。IPアドレスを調べるには以下。
ipconfig
と入力し、エンターキーを押します。
この、「192.168.1.2」のような部分がIPアドレスです。
必ず、192.168.で始まります。
このままコマンドプロンプトを表示させたままで起きます。
画面左上の丸で囲まれた部分をタップします。
※ バージョンが変わると画面のデザインが変更されることもあるので注意してください。
アクセスしたいパソコンの名前をタップします。
ところが、いくら正しいメールアドレスとパスワードを入力しても、ここから先に進めません。
このような場合は、以下のようにします。
最後に③「OK」をタップします。
この場合は…
③の「表示」は、ESエクスプローラーに表示されるパソコンの名前になります。
わかりやすい名前を入力しておいてください。
ここをタップします。
私の場合、いろいろなフォルダを共有設定にしているので、このようにたくさん表示されています。
なお、フォルダ名の最後に「$」が付いたものは、過去に共有していたフォルダっぽい。タップしてもアクセスできませんでした。
タップすると再生することができます。
一応、再生できるものはどのアプリでも再生できるし、逆に再生できない動画はどのアプリを使っても再生できないようです。
なので「ESメディアプレイヤー」を選択しておけばいいと思います。
すべての動画が再生できたわけではなく、「.avi」や「.m2v」などは再生できませんでした。
ただ、ストリーミング再生になるので、早送りさせたり、シークバーをいじって好きなシーンを再生、というのはできませんでした。
例えば、Windows8.1で標準で使用できる「OneDrive」や、昔から使われている「DropBox」や「SugerSync」等のファイルにもアクセスできます。
先ほどの画面で「クラウド」をタップします。
最初の1回だけ、ログイン画面が表示されるので、メールアドレスとパスワードを入力します。
自宅や会社などで複数パソコンがある場合、すべてのパソコンから同じファイルなどを参照したい場合、ファイルサーバーをたちあげておいて、そこにファイルを纏めておくといつでもどのパソコンからもファイルにアクセスすることができます。
このようなファイルサーバー専用の機器のことをNASといいますが、最近のルーターはNASの機能を持ち合わせているので、簡単にファイルサーバーを構築することができます。
アンドロイドは、MicroSDカードに対応している製品が多いせいか、内蔵メモリが少ないスマホが多いです。に対して、動画などはどうしてもファイルサイズが大きくなってしまうので、このように見たい時だけPCにアクセスして再生、というやり方がいいかも。
今回紹介したやり方は、当然アクセスされる側のPCは起動していないといけないのですが、最近のブルーレイレコーダーなどは、スマホやPCからアクセスできてなおかつ動画や写真なども保存しておくことができるので、空き容量がたっぷりあるようなブルーレイレコーダーに見たい動画などを保存しておくという手もあります。
また先ほど紹介した、ルーターの「NAS」を利用するのもよいでしょう。
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