Galaxy J SC-02Fが使いやすい!

6台目のアンドロイド・スマーフォフォン、日本仕様のGALAXY Jを中古で購入。これがすごく使いやすい!iPhoneにようやく追いついたかも。

Galaxy J SC-02Fが使いやすい!

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Last update 2014/07/24 18:58

 

6台目のアンドロイドスマートフォン6台目のアンドロイド・スマーフォフォン、GALAXY J SC-02Fを中古で購入しました。
なぜ、こんなたくさんスマホを購入したかというと、iPhoneとアンドロイド比較でも書きましたが、今まで購入したアンドロイドは、どうも使い勝手がいまいち(スクロールがカクカクし、バッテリーがすぐに無くなる)だったので、「今度は大丈夫だろう」と、新製品が登場するたびに購入していたんです。

そしてようやく5台目の2014年に発売されたスマホぐらいから、急に性能が向上し、iPhoneに比較的近い水準に達したと感じるようになりました。
で、今回「4K」が撮影でき、「スクロールが使いやすい」、そして、「端末代が安い」GALAXY Jを購入したというわけです。
ちなみに今まで、ヤフオクで中古を購入してきたので、2年契約もないし、端末代も2~3万円ほどで購入しています。

GALAXY J レビュー

Galaxy Jの特徴

名前に「J」が付いていることからも分かる通り、「日本仕様」版のGALAXYです。が、残念ながら「非防水」「卓上充電未対応」と、あまり日本仕様ではありません。
せいぜい、「ストラップ穴がついている」「ワンセグ対応」「おサイフケータイ対応」ぐらい。
でも、それまで発売された「GALAXY SIII」でもワンセグもおサイフケータイも対応していたので、改めて「日本仕様」とする必要があるか・・・?は、わかりませんが、あまり「J」は関係無いような気がします。

また、せっかく日本仕様と謳っている割に、GALAXY S4やS5の登場で影が薄くなっているのが残念です。
そのせいか、あまり売れてはいないみたいです。(笑)
でも、すごく穴場な製品で、中古価格も安く、これからMVNOで白ロムを購入しようと思っている人は、非常にお勧めです。

GALAXY Jの長所

では、実際にGalaxy Jを数日間いじって感じた、「これはいい!」と思う点を紹介したいと思います。
また、その後に、「ここがいまいち」という点も紹介したいと思います。

スクロールがiPhone並!

アンドロイドの不満の第1位が、スクロールが使いにくい点でした。
使いにくいというのは、

1.カクカクしてる
2.いつまでもスクロールする

この2点。
今までのアンドロイドは、まるで15コマ/秒のパラパラアニメのように動きがかくかくしていました。
また、ちょっとスクロールしたいだけなのに、スルスル~っと、いつまでもスクロールしてしまうんです。

左側は、2012年の年末に発売された「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」。
IGZO液晶を搭載し、バッテリー2日間もつ、と、購入時はべた褒め(記事参照)だったんですが、すぐに欠点が目立ち始め、あまり使わなくなったアンドロイド。

右側が今回購入した、2013年年末に発売された「Galaxy J SC-02F」。
動画だとあまりわかりにくいかもしれませんが、触った瞬間にわかるぐらい、スクロールが滑らかです。

また、アンドロイドは少しスワイプしただけで、スクロールが止まらないでスルスル進んでしまうのですが、GALAXY Jでは、すぐに停止してくれます。
まるでブレーキが掛かったような感じ。iPhoneではさらにブレーキが強く、長いHPを見る場合でもすごく読みやすいんです。
これはGALAXY Jだけなのか、最近のアンドロイドは全てそうなのかよくわかりませんが、ドコモショップで触った感じでは、GALAXY J以外はどれもスクロールが止まらなかったので、オリジナルの機能なのかもしれません。

もう、このスクロールだけで、アンドロイドはGALAXY Jだけでいい。と思ってしまうほど。
GALAXY J2とかでないかな。(笑)
iPhoneユーザーは、ぜひこのスクロールを体験して欲しいですね。

緊急時長持ちモード

緊急長持ちモード「日本仕様」と宣言する理由の1つが、震災時、電源が確保できない場合でも、通信モードなどを制御し、1週間バッテリーをもたせるモードにする「緊急時長持ちモード」。
これがかなりいいんです。

もちろん、停電時だけでなく普段使っても全然OK。
このモードにすると、かなりハードに使っても2日は軽くもちます。

緊急時長持ちモード ホーム画面「緊急時長持ちモード」にすると、このように画面が白黒になります。
使用できるアプリが「懐中電灯」「緊急アラーム」「電話」「ドコモメール」「災害用キット」「ブラウザ」「ワンセグ」「マップ」しか使えず、スリープ状態ではアプリの動作や、データ通信をストップし、バッテリー消費を押さえるというモード。

ブラウザとマップが使えるので、震災時以外でも使えるんです。
例えば通勤に1時間ぐらい掛かる人やしばらく電源が確保できない外出時は、このモードで電車やバスで使用する。という使い方にはベスト。

ただ、「タイマー」「アラーム」「計算機」「音楽プレーヤー」「メモ帳」ぐらいは使えるようにして欲しかったなぁ。
このモードにしてしまうと、セットしておいたアラームやスケジュールも動作しないんです。
LINEは無理だとしても、上記5つのアプリぐらいは動作できるようにして欲しかった。

緊急時長持ちモードの設定設定もかなり制限されてしまいます。
「設定」を開いて見ると、これぐらいしか項目がありません。
また、このモードにすると強制的にWi-Fiがオフになってしまうんですが、オンにすることも可能です。

ブラウザ上も白黒ブラウザも白黒に。
が、意外と見やすい。ヌルサクは変わらないので、何ら支障はないっぽい。
ページに埋め込まれたYouTubeなども普通に再生できます(白黒だけれど)。

マップも白黒地図も白黒に。
これも特に支障なし。ただ、交通状況は白黒だと見にくい・・・。というか、わかりづらい。

2日と57分で7%へ緊急長持ちモードにし、かなりガンガン使ったのですが(とはいっても、ブラウザぐらいしか使えないのですが・・・)、バッテリーは2日と約1時間ほどもちました。
「全然1週間じゃないじゃないか!」という人もいるかもしれませんが、多分スリープモードのままなら、1週間は軽く持ちそうな感じでした。

バッテリーのもちがいい

緊急長持ちモードにしなくてもバッテリーのもちはいいようです。
スクロールについで、アンドロイドの不満の1つが、このバッテリーのもち。
今まで何度も検証してきましたが、アンドロイドはなにも使っていないのにバッテリーが無くなったりすることが多いのですが、GALAXY Jはどうでしょう?

19日の19時40分 100%Galaxy Jが到着し、100%まで充電したのが2014年7月19日の19時40分

この後、ガンガン使ってみましたが・・・

20日の14時44分で10%バッテリー残量が10%になったのは、7月20日の14時44分。
19時間で100%→10%になりました。
「1日持たないじゃないか!」
という人がいるかもしれませんが、動画撮影やYouTubeなどガンガン使用したので、普通に使って(たまにメールやLINE、ブラウザを使用する程度)いればやはり2日はもちそう。

充電時間は?

2時間で充電完了Galaxy Jは、バッテリー容量が2600mAhと、かなり大容量なのですが、充電時間はどれくらいなのでしょう?
急速充電器を使った場合、だいたい2時間で8%から100%まで充電出来ました。
85%からグラフの傾斜が緩やかになっていますが、これはバッテリーを痛めたいために、満充電に近づくと、電圧が下がるからのようです。

Qiでの充電とスロー充電ただし、ワイヤレス充電の「Qi」や低速充電だと、すごく時間がかかりました。
アマゾンで購入したQi対応アンテナモジュールをつなげて充電しようとしたら、2時間でたった6%しか充電できないので諦めました・・・。

1時間に14.5%また、低速充電だと、1時間に約14.5%しか充電できないので、やはり遅いです。

標準タスクキラーアプリが秀逸

起動中アプリGalaxy Jは、最初から「タスクキラーアプリ」と呼ばれる、アプリを強制終了させる機能(起動中アプリ)が搭載されているのですが、これがすごくいい!

「起動中アプリ」を起動すると、現在起動しているアプリのリストが表示されます。
「終了」をタップすると、個々のアプリを強制終了させることが出来ます。
「全て終了」をタップすると、立ち上がっているすべてのアプリを強制終了することが可能です。
で、たいていのキラーアプリの場合、「本当に終了出来たの?」と思うような動作をすることがあるのですが、この「起動中アプリ」は、かなりしっかり強制終了してくれるので、すごくいい。
ただ、あまりに強制終了できてしまうので、「バッテリーミックス」のようなバックグラウンドでバッテリーの状態を記録させたいようなアプリを終了させる場合は注意が必要です。

そしてさらに、「起動中アプリ」は個々のアプリのCPUの稼働率もわかるんです。

CPU稼働率が表示される例えばバックグラウンドでCPUを動かし続けているアプリを突き止めるのに一役買いそう。

この時は「懐中電灯」を起動し、その後、懐中電灯をオフにした状態なのに、「起動アプリ」で見ていると、ずっとCPUを使用し続けるのがわかりました。
CPUを異様に使うと、このように「終了」の文字が赤くなります。
さっそく強制終了しました。

赤いアイコンになるアプリを立ち上げなくても、ウィジェットでホーム画面でも色でCPUの状態がわかるようになっています。

4K撮影ができる

今回、GALAXY Jを購入した理由の1つがこれ。4K動画を撮影できるんです。
「4K」とは、フルハイビジョンの4倍の解像度で撮影できる、超高画質映像。

4K撮影モードGALAXY Jのカメラ設定画面に「3840 x 2160」と4K解像度のモードがありました。

iPhone5で撮影どれくらい高画質かというと、こちらは「iPhone5」で撮影したハイビジョン映像の1コマ。
これでもだいぶ綺麗ですが・・・

GALAXY Jで撮影4Kだとこのレベル。(笑)
ぜんぜん違う。
奥の屋根の途端の溝が、1本1本くっきり表示されています。

よく、4K映像は4K対応ディスプレイで見ないと意味が無い。という人がいますが、まったくそんなことなくて、フルハイビジョンのディスプレイでも一瞬で違いがわかるほどきれいです。

iPhoneとの比較この圧倒的な違いを見てください。(笑)
まるでフルハイビジョンがスタンダード画質かのように思えました。

ハイビジョンと4Kの比較左がiPhone5で撮影した動画。
右がGALAXY Jで撮影した4K動画。

↑YouTubeにアップロードしてみました。YouTubeにアップロードすると、かなり画質が劣化してしまう。本来はもっと高画質になります。
パソコンで再生させ、4Kモードにすると非常に重くなるかも。。。

4K映像を切り取ったものこちらはGalaxy Jで撮影した4K動画の1部を切り取ったもの。
動画ではなくて、写真として撮影したかのよう。

映像ビットレート

iPhone5は16.30MbpsこちらはiPhoneで撮影したハイビジョン映像のビットレート。
ビットレートが16.30Mbpsでした。
ビットレートとは、1秒間あたりのデータ量。数が大きければ大きいほど、データが多い、つまり高画質になります。
地デジやiPhoneで撮影したハイビジョン映像は、だいたい16~18Mbps程度になります。

ハンディカムのハイビジョン映像は、25Mbps程度になります。

4Kは40.96MbpsこちらはGalaxy Jで撮影した4K映像のビットレート。
40.96Mbpと倍以上のビットレートでした。

8フリックモード

9方向フリック入力日本語入力は、サムソンオリジナルの「Samsung日本語キーパッド」が使えるのですが、GALAXY Jは、8方向のフリックが出来る「8フリックモード」搭載。
フリック入力で日本語を入力している時に、英数字を入力するときは、いちいちモードを切り替えないといけないのですが、8フリックモードだと、斜めに指を動かすと数字やローマ字を入力することが出来ます。

QWERTYモードまた、QWETYキーボードの入力モードにすると、ローマ字と数字が切り替えなしに表示されるので、やはり使いやすいです。

漢字変換の能力は、至って普通。他のメーカーのメーカー用のIMEと変わりない感じ。

メリットのまとめ

Galaxy Jの使いやすいと感じた点は、以上。
ほぼすべて、今までアンドロイドに抱いていた不満が解消されたので、今のところかなりiPhoneと平行して使っています(今まではiPhone9割、アンドロイド1割で使用していた)。

では続いて、「Galaxy Jのここが少し・・・」と感じた点を紹介します。

Galaxy Jの不満

卓上充電に対応していない

もともとiPhoneは、卓上充電に対応していないので、Galaxy Jに関しても、気にならないと思ってしまえばいいのですが、やっぱりないと不便。
iPhoneでは最近、ワイヤレス充電対応にさせたので、余計不便に感じます。
一応、Qi対応のアダプターを購入したのですが、あまりに充電時間がかかるのであきらめました。

防水じゃない

iPhoneも防水に対応していないので、構わないっちゃ構わないし、お風呂で使うつもりはないから、なくても構わないんですが、私は意外と汗っかきで、ポケットにスマホを入れておくと、場合によっては汗で浸水しちゃうんじゃないかっていう心配があるんです。
特に夏場、畑仕事すると、ズボンのポケットの中は汗でびっしょり。
なので、iPhoneは畑仕事に持って行くことはなかったのですが、防水のアンドロイドであれば、写真を撮ったり、Facebookに投稿したり出来たので残念。

また防水スマホの利点として、ここ最近、大雪や台風などが多く、雨や雪の中でスマホが使えるという点があるのですが、残念ながらGalaxy Jは非防水。。。
GALAXY S5であれば防水なんですけれど・・・。

ロック解除が少し反応が悪い

Galaxy Jのロック解除は、画面をタップしたあと指を離さずに、そのままスワイプするんですが、これが結構長い距離をスワイプしないと解除されない。
AQUOS Phoneなどは、画面のボタンをタップすればロック解除できるので、ちょっと使いづらい。
動画のように、何度もスワイプしないと解除してくれない時が多々あります。

デメリットのまとめ

今のところGalaxy Jを使って感じた、使いにくい点や不満はこのぐらい。
ただ、不満以上にメリットや使いやすさのほうが目立っていて、今まではなにをするにもiPhoneばかり使っていましたが、Galaxy Jを購入してからは半々といった感じ。
すごく購入して正解だった。と感じる端末です。

その他 気づいた点

設定が独特

設定は4つに分かれているGalaxy独自かもしれませんが、「設定」を開くと、4つのタブで別れるようになっています。
ただ、逆にどこになにがあるのかわかりにくくなった気も。(笑)

コントロール例えば、日本語設定を変更する場合は、「コントロール」タブにある「言語と文字入力」になります。

大きさについて

iPhone5とGALAXY Jの比較Galaxy Jのディスプレイのサイズは、5インチ。
左はiPhone5(4インチ)。
iPhoneと比較すると、一回り大きくなった感じ。
意外と「大きい画面じゃないと嫌だ。」という人が多いので、そういった人にもお勧め。
5インチというと、現在アンドロイドの主流の大きさになります。

iPhone5を手に持った場合iPhone5は、片手で持った時にちょうど握りやすいサイズ。

片手で持てるGalaxy Jだとこんなかんじ。
iPhoneより幅広ですが、持ちにくい。と感じるほどではありません。

iPhone5と同じで、少し角張っているのでどちらかと言うと、iPhoneに近い感じ。
また、ホームボタンがあるのも特徴です。
このホームボタン、意外と使いやすいです。
ELUGAにもホームボタンがついていたのですが、ポケットの中に入れると、すぐに勝手に押されちゃうんですよね。
Galaxy JやiPhoneでは、そういったことがあまりありません。

MVNOで運営する

MVNOのIIJmioのSIMを入れるIIJmioの音声付きSIMを購入し、設定をして月々、1,600円で音声通話+1GBのパケット高速通信を実現できました。
もともとほとんどWi-Fiで使うので、1GBもあれば十分。
また、周りの友だちがほとんどドコモのカケ・ホーダイプランに加入しているので、かけてもらえば無料で通話できます。

接続できた月々の料金は1,600円。
Galaxy Jは、ヤフオクで26,000円で購入しました。
2年間の総額は、

1,600円 x 24ヶ月 + 26,000円 = 64,400円/2年

となります。ドコモのiPhone5s 16GBの場合2年間の総額は、最も安くて約156,000円なので、だいたい3分の1ぐらいの料金で済ませることが出来ます。
通話料が1分40円かかってしまうのが難点ですが、電話をかけない人には、Galaxy J+MVNOの組み合わせはベストかもしれません。

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2014/07/24 18:58 | このページのトップへ | コメントを書く | 管理