アンドロイドの初期設定
Last update 2016-04-28 15:42
スマホを新しく購入したり、買い換えたり、初期化した場合、アンドロイドの設定が必要です。
今回は「docomo」の「Xperia」の例ですが、auでもSoftBankでも流れとしてはほぼ同じ。また、GALAXYやAQUOS Phoneといった他のアンドロイド機でも、流れはほぼ同じようになると思います。
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目次
スマホの設定方法
必要なもの
スマホの初期設定には、「docomo ネットワーク暗証番号」と呼ばれる、契約時に決めた4桁の暗証番号が必要です。
これを忘れてしまうとめんどくさいことになるので、あらかじめ調べておいてください。
ショップで契約した時にもらった契約書などに書かれています。
4桁の数字になります。
電源を入れてからの設定
まず、電源をいれるとこのような言語設定になります。最初から「日本語」が選択されているので、このまま一番下の「完了」をタップ(画面をタッチすること)します。
ようこそ画面になるので、右下にある右矢印の部分(四角で囲ってある部分)をタップします。
Googleアカウントの取得とログイン
「開始する」をタップします。
古いスマホから新しいスマホに買い換える場合、「タップ&ゴー」という、データ移行機能を使って移行させることが出来ます。
初めてスマホを購入した場合は、「スキップ」をタップします。
買い替えの場合は、このように古いスマホと新しいスマホを重ねて、タップすると連絡先などのデータが新しいスマホにコピーされます。
今回は、0から設定するので紹介しません。
Googleアカウントを主でに取得している人は、Gmailのメールアドレスを①の部分に入力し、③の「次へ」をタップ、Googleアカウントでログインに進んでください。
もし、一度もGoogleアカウントを取得していない人は、②の「または新しいアカウントを作成」の方をタップします。
アカウントって何?
スマホ初心者によく聞かれるのが、「アカウント」って何?という質問。
アカウントとは、無理やり日本語に訳すとすると「会員」みたいな感じ。
Googleアカウントとは、Googleという会社のサービスの会員資格ってことですね。
アプリのダウンロードに必要で、連絡先などをネットにバックアップしたり、Gmailという無料のメールを使えるようになる特典付きで、スマホの場合は必ず会員になる必要があります。
Googleアカウントの取得
まだGoogleアカウントを取得していない場合は、新しくGoogleアカウントを作成します。
まずはじめに「姓(苗字)」と「名(名前)」を入力し、③「次へ」をタップします。
Gmailのメールアドレスを決める
ログイン用のIDでもあるGmailのメールアドレスの「 @ 」より前の部分を決めます。(①の部分)
半角英数字が使用できます。
メールアドレスは世界に1つだけとなるので、誰かが使っているIDは取得できません。
決めたら、②次へをタップします。
すでに誰かが取得している場合このように警告が出るので、別のIDを入力してください。
パスワードを決める
続いてパスワードを決めます。8文字以上の英数字記号を使用します。
安易なパスワードだと設定できません。「良好」と表示されるように、数字とローマ字を組み合わせることが望ましいでしょう。大文字小文字も区別されるので、利用してください。
また、忘れると後で大変なことになるので(再設定できますが)、必ず紙のメモなどに書き留めておいてください。
同じパスワードを②にも入力します。
③をタップします。
電話番号の追加
電話番号による認証画面になります。
表示されている電話番号が、このスマホの電話番号か確認し、「確認」をタップします。
なお、「+81」は、国際電話の「日本」を表し、
090 → +8190
として表示されます。
数秒ほど待ちます。
しばらくするとSMS(ショートメール)を受信して画面が変わります。
もし、画面が変わらないか、認証番号を入力する画面になったら、この「メッセージ」というアプリを開き・・・
このようなメールが届いているので、四角で囲まれた部分に表示されている数字とローマ字をメモし・・・
プライバシーポリシー
プライバシーポリシーと利用規約が表示されるので、右下の「同意する」をタップします。
Googleアカウントを作成します。「次へ」をタップします。
Googleサービスについての説明が表示されるので、右下の下向きの三角のボタンをタップします。
支払いの設定
支払いについての画面になります。
支払いについては、
1.携帯電話の料金に合算して後払い
2.クレジットカードで支払う
3.後で決める(スキップ)
の3つから選択できます。
最もかんたんなのは携帯電話の料金に合算して支払う方法です。
①をタップしてチェックを入れ、②の「次へ」をタップします。
認証が済むと、この画面になります。
自分の名前、郵便番号を入力し、③の「保存」をタップします。
NTT docomoの料金と一緒に請求される。という説明と、郵便番号、名前、電話番号が表示されるので、「同意する」にチェックを入れ、「次へ」をタップします。
これでGoogleアカウントが作成されました。
続いて、Googleサービスに進みます。
Googleアカウントでログイン
Googleアカウントを既に持っている人は、ここから進んでください。
すでにGoogleアカウントを持っている人は、パスワードを入力し、次へをタップします。
2段階認証をしている人は、6桁のコードを入力します。
2段階認証については、googleアカウント 2段階認証を導入するにはを参考にしてください。
Googleサービスについての説明が表示されます。
「Googleアカウントを使用して携帯電話のアプリ~」という部分は、スマホを買い換えたあと、同じGoogleアカウントでログインすれば、自動で今までインストールしていたアプリをインストールしてくれるサービスです。が、Wi-Fiを使っていれば超便利な機能なのですが、Wi-Fiがないとパケット量が膨大になる可能性があります。なので、必要に応じて、ここはチェックを入れるか外しておくか決めてください。
(後で変更できます)
「もっと見る」をタップします。
①は、位置情報をより正確にする項目。
②は、バグなどをGoogleに送信し、問題の解決に役立てるか、です。
一応、どちらもチェックを入れておいて構いません。(後で変更できます)
③の「次へ」をタップします。
Googleアカウントにサインインしています。
と表示されるので、左下の矢印をタップします。
SONYワールドに参加
続いてSONYワールド(Sony Entertainment Network)に参加するか聞かれます。
このSONYワールドに参加すると、SONYが提供する便利なアプリを使うことができるのですが、Sonyのアカウントをすでに持っていればいいのですが、新しく作ろうとすると、メールが受信できないと作成できません。
この段階ではまだメールが見られないので、アカウントの作成はスキップします。
右下にある矢印をタップすると、スキップすることが出来ます。
もし、すでにSONYのアカウントを持っているなら、「開始する」をタップしてログインしてください。
Facebook等のデータを自動で同期するか設定します。
このままで構わないので、右下の矢印をタップして進みます。
ホーム画面(ホームボタンを押した時に表示される基本的な画面)のデザインを決めます。
使いやすいのは「Xperia ホーム」です。後で変更できます。
Xperiaホームにチェックを入れ、②の矢印をタップします。
セットアップが完了しました。
右下の「終了」をタップします。
ソフトウェアアップデートを自動で行う設定になっている、という警告が出るので、OKをタップします。
なにか不具合があった場合、docomoに原因や症状を送る設定になっているという説明が表示されます。
OKをタップします。
docomoの設定
さて、もうここまで来るとスマホは使えるのですが、docomoの設定を済ませておくと、いろいろな便利なサービスを受けることが出来ます。
なので今設定しておきましょう。
「すべてのリンク先のない異様に同意する」にチェックを入れ、「設定を始める」をタップします。
「IDをこの端末に設定する」にチェックを入れ、「進む」をタップします。
「ネットワーク暗証番号」を入力します。
ネットワーク暗証番号とは、スマホを契約した時にショップで決めた4桁の数字のことです。
数字を入力したら、「進む」をタップします。
もし、docomo IDを持っている人は、「上記以外でご利用中のdocomo IDを設定する場合はこちら」をタップすると、docomo IDで設定できます。
ドコモクラウド
ドコモクラウドとは、連絡先をdocomoのネット上に保存したり、ドコモメールをパソコンやタブレットで受信したりすることができる便利なサービスで、オンにしておくと万が一データが消えた場合でも、復元することが出来ます。
「クラウドを有効にする」をチェックし、「進む」をタップします。
ご確認くださいと表示されるので、「確認して進む」をタップします。
ドコモアプリパスワード
ドコモアプリパスワードは、docomoが提供するアプリを使うときに必要になるパスワードです。
初期パスワードは0000に設定されています。
が、スマホを落とした場合などに勝手に使われることを防ぐために変更しておきます。
「パスワードを設定します」にチェックを入れ、「進む」をタップします。
4~16文字の半角英数字が使えます。
数字のみでもOKです。
②にも同じものを入力して、「進む」をタップします。
なお、ここで設定したパスワードは、必ずメモか何かに書いて控えておいてください。
万が一、ドコモアプリパスワードを忘れてしまった時に、本人確認として表示される「秘密の質問」の設定をします。
質問はいくつかパターンがあるので、本人であれば一発で答えられるような質問を探し、①に設定します。
②には、①の質問の答を入力します。
たとえは、「母親の旧姓は?」の答えとして「村田」など。
③「設定する」をタップします。
位置情報は、GPSやWi-Fiを利用したスマホの場所を調べるdocomoのサービスに利用します。
①「位置情報を提供する」をチェックし、②「進む」をタップします。
万が一スマホをどこかになくした場合に、悪用されないように初期化する機能を使えるようにしておきます。
「遠隔初期化を設定する」をチェックして、「進む」をタップします。
「アプリ一括インストール」は、docomoが提供する「dビデオ」などのサービスをリ易溶するためのアプリをインストールするか、で、あとでもインストールできるので、「後で自動インストールする」をチェックして「進む」をタップします。
やっと設定が完了しました。
言葉で説明すると時間がかかるイメージが有るかもしれませんが、実際には5~10分ぐらいでここまでこれると思います。
「使いはじめる」をタップします。
使いはじめる前に!
さて、これでスマホを使うことができるようになったのですが、いくつか覚えてほしい点があるので紹介しておきます。
アプリをホーム画面に配置する
この画面のことを「ホーム画面」と呼びます。
スマホを使い始めた状態では最低限のアプリしかホーム画面に表示されていないので、インストールされているアプリをホーム画面に配置する方法を紹介します。
と言っても非常にかんたん。動画で紹介してみました。
電話帳が2つある?
非常にややこしいのですが、スマホの連絡先は2つアプリが用意してあります。
1つは「ドコモの電話帳」というアプリで、このようなアイコンになっています。
ドコモのスマホであれば、どの端末にもインストールされています。
もう一つがこちらの「連絡先」。
これはGoogleが提供している標準の連絡先で、ドコモ以外にもインストールされます。
どちらを開いても同じ連絡先が表示されるのですが、デザインや使い方が微妙に違います。
個人的には、「ドコモ電話帳」のほうが使いやすい気がしますが、今後、auやSoftBankに移動したり、iPhoneに買い換えたりする可能性がある場合は、「連絡先」を使っていたほうが、移動後それほど混乱しないかもしれません。
新規登録
初めてスマホを購入した場合、連絡先がまっさらの状態なので新規に登録していきます。
ここでは「ドコモ電話帳」での登録の仕方を紹介します。
「ドコモ電話帳」を立ち上げたら、左下にある+マークの部分をタップします。
名前や電話番号を入力します。
この時にプロフィール編集の上の方にある「設定」(docomoと書かれている右側)をタップします。
「アカウント選択」という画面になるので、ここで「Google」をタップしてください。
すると先ほどdocomoと書かれていた部分がGoogleのアイコンに変わりました。
保存先をGoogleにしておくと、docomoからauやSoftBankに移動した時に、かんたんに連絡先を呼び戻すことが出来ます。
なので、基本的には連絡先の保存先は「Google」に統一しておくといいでしょう。
関連ページ
- googleアカウントの取得
- spモードメールの設定
- アプリのインストールの仕方
- 有料アプリのインストールとクレジットカードの登録は?
- ドコモアプリパスワードとは?
- Androidに電話帳を移行させる
- アンドロイドでWi-Fiを使うには
- Androidでテザリング
- DoCoMoのAndroidでテザリングするには
- googleアカウントのセキュリティ強化 電話番号の登録
- AndroidからYouTubeに動画をアップロードするには
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2016-04-28 15:42 | | |