楽天でんわで無料通話！

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Last update 2014/11/05 12:52

基本料値上げ

ドコモとSoftBankは、強制的に話し放題のプランしか選べなくなり、実質値上がりしてしまいました。
月々の料金比較ドコモ・AU・ソフトバンク
私は通話のほうが多いので、逆に使いやすくなったのですが、あまり電話をかけない人は、値上げという人も多いようです。
そこで注目を浴びているのが、「格安電話」とか「MVNO」です。
私も実際にIIJmioの音声通話付きのSIMを使っているのですが、デメリットとしては、音声通話が高いこと。
無料通話に慣れてしまうと、1分40円（税抜き）というと高く感じるんですよね。
参照：音声通話付きMVNOとドコモの料金と比較

なので、通話料が約半額の050PlusやSMRTalkなどのIP電話との組み合わせが注目を浴びていたのですが、IP電話は音質が悪かったり、遅延がひどかったり、という問題がありました。

楽天でんわは、IP電話ではないので（交換方式と呼ばれる、普通の携帯電話に近い方式）、遅延や音質でストレスがたまらないんです。

楽天でんわが無料に対応！？

そんな楽天でんわが、いよいよ無料通話対応になりました。
今までは、30秒10円（税抜き）のプランしかありませんでしたが、最初の3分までは0円のプランが新登場。公開当時は先着5万人まで、としていましたが、人気があったのか10万人までと倍増しました。
ただし、無料通話が使える期間は、2015年1月10日（土）23:59まで。その後はどうなるか・・・は、未定のようです。
もう一つ注意点として、3分を超えたぶんに関しては、30秒20円と、普通のプランの倍なので注意が必要です。

楽天でんわの仕組み

楽天でんわは、050PlusやSMARTalkと違い、IP電話（インターネット電話）ではありません。
なので、音質や遅延は普通の携帯の電話と変わりないレベルです。
また、月額基本料も必要なく、使用しただけ電話代がかかるだけです。
ただし、電話代の支払いにはクレジットカードしか指定できません。

楽天でんわの申し込み

このページでは、楽天でんわの申し込み方と設定を紹介したいと思います。

アプリのダウンロードとインストール

アプリはiPhone版とアンドロイド版共に無料で公開されています。

アプリを最初に立ち上げる時に、プッシュ通知をするかどうか聞いてくるので、「OK」をタップします。
iPhone、アンドロイドどちらもプッシュ通知はオンにしておいてください。

申し込み

アプリをインストールしたら、楽天でんわの申し込みをします。
楽天でんわアプリを立ち上げると、説明画面が表示されますが、「楽天でんわに未登録の方はこちら」をタップします。

ブラウザが立ち上がります。
楽天会員の人は、「楽天会員ログイン」をクリック。
会員でない人は、「お申込みフォームへ」をクリック。
ちなみに楽天会員にならなくても、申し込みはできるようです。

楽天会員の人は、「ユーザID」と「パスワード」を入力してログインしてください。

登録したクレジットカードや名前などが表示されるので、「お客様情報入力に進む」をタップします。

ここからは楽天会員ではない人でも一緒です。
まずは、スマホの電話番号を登録します。
楽天でんわは、スマホの電話を利用して電話をかけるので、スマホの電話番号を入力します。

料金プランは、「3分0円プラン」を選択します。
もし、長時間電話する可能性のほうが高い場合は、無料通話がない代わりに電話台が半額の「30秒10円プラン」を選択します。

下にスクロールし、氏名、住所を入力していきます。

続いてクレジットカード情報を入力します。
楽天でんわの支払いは、他の電話アプリと同じくクレジットカードのみとなっています。
iTunesカードやgoogle Playカードなどは使えないので注意。

「インターネット明細」及び「規約」にチェックを入れます。

最後に「申込内容を確認する」をタップ。

入力内容が表示されるので、一番下の「申込内容を確定する」をタップします。

申し込みが完了しました。
マイページへのログインIDとパスワードが表示されるので、メモしておきます。

タスクマネージャーを起動し、「楽天でんわ」に戻ります。（画像参照）

iPhoneの場合は、ホームボタンを素早く2回押します。

スマホの電話番号が入力された状態になっているので、「お客様情報の取り扱いについて」に記述されている内容を一読。
一番下までスクロールすると、「上記に同意して次へ」のボタンが有効になるので、ここをタップします。

電話番号へショートメール（SMS）を送るかどうか聞いてくるので、「確認」をタップします。

SMSで4桁の認証コードが届くので、確認します。

再び楽天でんわに戻り、届いた4桁の認証コードを入力し、「完了」をタップします。

4桁の認証コードが正しければ、このように「認証完了」が表示されます。
「閉じる」をタップ。

「無料通話リスト」の作成画面になります。
「無料通話リスト」とは、auの旧プランのように、au同士の通話が1～21時まで無料通話になったり、家族間通話が無料のプラン用の設定で、楽天でんわ経由で通話をしてしまうと有料になってしまうので、もともと無料通話できる相手を登録しておくと、楽天でんわを使った場合も楽天でんわを経由しない通話になります。
auの旧プランの人は、登録しておくと便利。
MVNOの場合はもともと無料通話できる相手がいないので、無視してしまって構いません。

実際に電話をかけてみる

では、実際に無料通話になるか電話をかけてみます。
楽天でんわには連絡先が付属しているので、連絡先を開きます。
「003768」という数字が記載されていますが、電話番号に「003768」をつけてから電話をかけると、自動的に楽天でんわ経由（実際にはフュージョン・コミニュケーション経由）の通話になります。
右側の受話器のアイコンをタップすると、電話をかけることが出来ます。

複数の電話アプリを入れていると、アプリの選択画面がでますが、この時必ず「電話」を選択し、「常時」をタップしてください。

「携帯通信網での通話」の方にチェックを入れます。

通話中の画面は標準の電話アプリの画面と、ほぼ変わりません。
終了するときは「終了」ボタンをタップします。

マイページへログインする

本当に3分間無料で通話できたか、マイページで確認してみます。

楽天でんわマイページへログインします。

料金を確認するには、左上の「利用料金の確認」の「確認する」をクリック。

登録した電話番号を入力し、照会期間を選択して、「利用料金を確認する」をクリックします。

1分7秒ほど通話しましたが、明細を見てみると、見事0円になっていました。
これはすごい。
ただ、3分以上は30秒20円と、かなり高額になってしまうので注意が必要です。

でんわは殆ど使わないけれど、仕事の関係上でたまに電話する機会がある。というレベルの人であれば、ドコモやau、SoftBankの話し放題プランを契約するより、格安でんわやMVNOの音声通話SIMを契約したほうが安く住む可能性があります。

まとめ

私はスマホで無料通話アプリが登場し始めた頃から、音質や遅延をチェックしてきましたが、楽天でんわはIP電話ではないので、音質や遅延に関しては、普通の携帯電話と同じレベル。
050PlusやLINE電話などは、どうしても遅延が発生したり、相手の声が聞こえない、というトラブルが頻発し、仕事で使うには不安でしたが、楽天でんわは十分仕事でも使えるレベルだと感じました。
参照：検証！楽天でんわの音質

MVNOの音声通話付きプランに関しては、月々の料金が安い代わりに、インターネット回線が若干不安定です。
また、SMS（ショートメール）は使えるものの、携帯メールが付属してこないので、注意が必要。
メールは、LINEかGmailでいい。という人であればいいのですが、携帯メールの登録が必要なサービスを使用していたり、メールのリアルタイム通知が必要という人は、気をつけてください。
が、それ以外の人であれば、月々の料金を3000円以下に抑えることも十分可能なので、ぜひ利用してみてください。

楽天でんわで無料通話！