急速充電器 充電時間が遅い場合の解決法
Last update 2013/04/11 05:50
iPhoneを充電すると2時間半ほどで0%から100%まで充電されるのに、Androidだと充電するのにすごく時間がかかるような気がして、調べてみると、コンセントから直接充電すると急速充電モード(ACモード)となり、すごくはやく充電できることがわかりました。
以前、GALAXY SIIをパソコンのUSB2.0につなげて充電していたときは、満充電になるのに5時間ぐらいかかったので、アンドロイドは充電に時間が掛かる、と思っていましたが、どうやら電圧が低いと充電時間がかかるらしい。
急速充電器を購入
いくらなんでも5時間もかかるのはちょっと時間がかかり過ぎ、と思ってたら、アマゾンで販売されているPLANEX「充電万能」2ポートUSB充電器ブラック PL-WUCHG01-BとAmazonベーシック USB2.0ケーブル 1.8m (タイプAオス- ミニタイプBオス)の組み合わせでコンセントから直接充電したところ、めちゃくちゃ充電時間が短くなりました。
急速充電対応USBケーブル
どうも電流が1A(アンペア)か0.5Aか、で、充電時間が変わってくるようで、パソコンのUSBに接続して充電すると、0.5Aしか流れず、充電時間がかかるっぽい。
古いUSB2.0の規格だと0.5Aまで。最新のUSB3.0だと1.0Aまで流すことができるので、最新のUSBポートに差し込めば、短時間で充電できるかもしれません。
実際に私が持っているdynabookでは、USB3.0に差し込むと急速充電ができ、USB2.0の方で挿すと充電時間が長くなりました。
また、ケーブル自体も1Aに対応したUSBケーブルでないと急速充電できないらしく、100均ショップで売られているケーブルや、古いケーブルなどでは充電に時間が掛かるっぽい。
私が購入したAmazonベーシック USB2.0ケーブル 1.8m (タイプAオス- ミニタイプBオス)は、安かったんですけれど、1Aに対応しているらしくて、パソコンに繋いでも高速充電出来ました。
急速充電用充電器
スマホに付属しているコンセントに刺すUSB充電器は、1Aの出力に対応しているらしいのですが、うちにはなかったので新たに購入しました。
私はアンドロイドを5台、iPhoneを2台、iPadを1台持っているので、2つ1AのACモードで充電できる2ポートUSB充電器を購入。
これで充電時間がものすごく短縮されました。
ちなみにこの充電器は、iPhoneの充電にも使用出来ます。
充電時間の比較
実際に急速充電器から充電した場合と、パソコンのUSB2.0ポートから充電した場合の充電時間を計測してみました。
使用したスマホはOptimus it。
2012年の6月に発売されたドコモのスマートフォンで、GALAXY SIIIやXperiaなどの影に隠れていますが、性能は最新のスマホのスペックに匹敵するオススメの端末です。
ただ、バッテリーの容量が少ないと言われていますが、1,650mAhと、iPhone5(1,432mAhと言われています)やGALAXY SII(1,630mAh)よりも多いんです。
あまり大容量過ぎると重いし、100%まで時間がかかるので、これぐらいがちょうどいいかも。
USBモード
USBモード(USB2.0に接続した場合)で充電したところ、Optimus It を0%の状態から100%になるまで、約3時間45分かかりました。
iPhoneは2時間半ほどで充電できるので、ちょっと遅いですね。
でもGALAXY SIIよりはだいぶ速いですが。
続いて急速充電対応の充電器(ACモード)で充電したところ、なんと2時間25分で充電出来ました。
iPhoneと変わりない速度です。
というわけで、スマホを使っていて受電時間が遅いな~。と感じている人は、急速充電器を購入してみるといいかもしれません。
別の日に急速充電で充電した時のグラフ。
この時は10%から100%まで充電したのですが、2時間10分で満充電に。
充電時間を計測するには
私のように充電時間を計測したいときは、「Battery Mix」というアンドロイド・アプリを使うと、グラフで計測出来ます。
このアプリは、バッテリーの使用状況などをグラフで表示してくれるアプリ。
それ以外にもどのアプリがどれだけバッテリーを使用しているか、も測定することができます。
USBモードかACモードか調べる
短時間で充電し終わるには、ACモードと呼ばれる1Aで充電する方法を選択すればいいわけですが、パソコンにつなげた場合など、場合によってはACモードなのかUSBモードなのかわからない場合があります。
この場合も、この「Battery Mix」というアプリを使用すれば一目瞭然。
充電中にBattery Mixを立ち上げると画像のように「充電中(USB)」という表示の場合、充電時間が長くなるUSBモードです。
この場合は、充電器などを利用してコンセントから充電してください。
急速充電中だとこのように「充電中(AC)」と表示されていれば、短時間で充電が終了するACモードになります。
注意点
私は経験したことがないのですが、中には充電器で充電していたら火花が飛んで壊れた、なんて経験をした人も多いようです。
私が購入したPLANEX「充電万能」2ポートUSB充電器ブラック PL-WUCHG01-Bの裏側をみてみると、出力が1Aと書かれています。
2つのポートがあって出力が1A。
ところが急速で充電する場合、1台につき1Aの電流を必要とするため、2台繋いでACモードで充電する場合、場合によっては2Aの電流が流れて、壊れることがあるらしい。(最悪火事になる場合も?)
なので、充電器で充電する場合、同時に繋げる台数に注意した方がいいかもしれません。
また、iPadの場合、1.2A以上でないと充電されない(実際には充電できるけれどすごく遅い)ので、この製品ではやはり壊れる可能性があるということでしょう。
出力1000mA以上の充電器
色々調べてみたら、たいていのUSB充電器は1000mA以下の出力にしか対応しておらず、場合によっては充電に時間がかかるような製品ばかり。
そこでいろいろ探ってみると、以下の2製品は1000mA以上対応。
- 日本トラストテクノロジー USB-ACチャージャー 4ポート ブラック USBAC4PBK・・・2000mA
- Amazon Kindle PowerFast急速充電器・・・1800mA
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