アンドロイドのバッテリーを長持ちさせるには?

アンドロイドのバッテリーを伸ばすためのアプリと、テクニックを紹介します。どうやらバッテリーを一番消費するのはディスプレーと3G回線らしい。

アンドロイドのバッテリーを長持ちさせるには?

 

Last update 2015-10-07 23:22

 

スマホのバッテリーを長持ちさせるには、「Wi-Fiをオフにする」「バッテリー節約アプリをインストールする」など都市伝説的な似通ったようなことをいくらでも見てきた、という人が多いと思います。

Sponsored Link

 

Xperiaのバッテリー消費の様子こちらの画像は、「SONY Xperia Z3」の待受けの状態でどれくらいバッテリーがもつか計測した時の1時間毎のバッテリーの残量です。
なんと24時間経過して、77%48時間経過して66%もバッテリーが残っていました。
平均すると1日あたり11%減。つまり、9日間ぐらいは待受けだけでもつ計算になります。

このページでは、本格的なバッテリーを長持ちさせる方法と検証。そして、なぜバッテリーが減ってしまうのか、などを紹介したいと思います。
特に、何もいじっていないのに、いつの間にかバッテリーがなくなっていた、なんて場合や、朝、満充電したのに夕方にはなくなっていた、なんて場合に効果を発揮する方法を発見しました。

このページでは、最も簡単なバッテリーを長持ちさせる方法(初級編)から、ちょっと難しいけれど実行すれば劇的に効果がある方法(上級)まで、順を追って載せていきます。数が多いので、長くなりますが、はじめの方の項目だけでもかなりの効果があるので期待してくださいね。

バッテリーを長持ちさせる 初級編

再起動するだけで劇的に変わる

拍子抜けしてしまうかもしれませんが、「なにもしてないのにバッテリーが減る」なんていうことが多い場合は、充電し終わったらスマホを再起動してください。びっくりするぐらい長持ちするようになります。

再起動した場合との比較こちらはGalaxy Jを満充電(100%)させ、そのまま使用した場合と、満充電後に再起動させた時のバッテリーの現象の様子です。
待受けだけで、アプリなどは使用していませんが、このようにバッテリーの減少の様子を確認すると、再起動させたあと(青いライン)の方が傾斜がゆるやかで、バッテリーの減りもゆっくりになっていることがわかります。

なぜ?

10時間で50%減ったなぜ、再起動するとバッテリーの減りが緩やかになるのか、ですが、こちらはとある日の私のXperia Z3のバッテリーの様子です。
9月20日16時37分から急激にバッテリーが減りだし、翌日の2時25分には10%にまで減ってしまいました。この時は、スマホを使っていなかったのですが、10時間で50%減少した計算になります。

テレビアプリが暴走していたなにが原因か調べてみたところ、「テレビアプリ」が暴走していたようです。(オレンジ色のライン)
そこで、Xperiaを再起動したところ、暴走が収まりました。

このようにアンドロイドでは、スマホをいじっていない場合でもまれにアプリが暴走したり、暴走までいかなくても動き続けていることがよくあります。
ところが、スマホを再起動すると、こういったアプリがきちんと終了するので、バッテリーの消費が抑えられるのです。

いちいち充電するごとに再起動するのがめんどくさい!という人は、後半の上級者編で、再起動せずに自動的にバックグラウンドで動いているアプリを終了させる方法も紹介しています。

Wi-Fiをオフにする

Wi-Fiオンとオフいろいろなサイトや雑誌等で言われていますが、「Wi-Fi」や「GPS」「Bluetooth」をオフにするとバッテリーの消費が抑えられるのでしょうか?
実際に計測してみました。
こちらのグラフがその時の様子です。
ブルーのラインは「Wi-Fi」「Bluetooth」「GPS」がオンの状態です。
グリーンのラインは、「Wi-Fi」「Bluetooth」「GPS」をオフにした状態です。
このように多少の違いしかありませんが、「Wi-Fi」や「Bluetooth」「GPS」をオフにすることによって、バッテリーの消費を抑えることが出来ることが確認できました。

とはいえ、これらをオフにすると便利な機能が使えなくなることもあるので、必要に応じてオン、オフするようにしてください。
アプリの中には、状況に応じてこれらを自動的にオン・オフしてくれるものもあるので活用するといいかもしれません。

緊急省電力モード

Galaxyの緊急省エネモード最近のスマートフォンには、メーカー独自のバッテリー消費を抑える「緊急省電力モード」を搭載しています。
「緊急省電力モード」とは、震災にあった場合などに必要な機能しか使えない代わりに、バッテリーの消費を極限まで抑えるモードです。
東北関東大震災のあと、GALAXY Jに初めて搭載されました。

緊急省エネモードのバッテリーの減り具合さて、緊急省電力モードをオンにするとどれくらいバッテリーがもつのでしょうか。
下のピンクの点は、一般的な待受時のものです。先ほどではだいたい9日間バッテリーがもつ。という感じでしたが、緊急省電力モードではさらにグラフがゆるやかになりました。
24時間で減ったバッテリーは、平均8.3%でした。これは、100%から0%になるのに、12日間ほどかかる計算になります。

緊急省電力モードを使うには

緊急省電力モードをタップ緊急省電力モードは、電源ボタン長押しで出てくるメニューからオンにすることが出来ます。

電話やLINEが使える使用できるアプリは、このように最小限のものに限られてしまいますが、XperiaではLINEも使うことが出来ます。

「その他アプリ」をタップすると・・・

その他のアプリFacebookやGmail、Google Mapsやテレビなども使えることがわかります。
これだけ使えれば、常時緊急省電力モードでもOKという人もいるかもしれません。

「緊急省電力モード設定」をタップすると・・・

緊急省電力モードの解除緊急省電力モードを解除したり、Wi-FiやBluetoothをオンにすることも出来ます。

ディスプレイの明るさによる消費の違い

とある雑誌かサイトに、ディスプレイの明るさを変えてもほとんどバッテリー消費に変化がなかった。と書かれていましたが、本当でしょうか?実際に検証してみました。
実験方法は、

1.ディスプレイの明るさを100%(MAX)にして、YouTubeの動画を20分間再生させる
2.ディスプレイの明るさを最小にして、同じくYouTubeの動画を20分間再生させる

です。

ディスプレイの明るさ最大の場合

Xperia Z3の場合、開始時はバッテリー残量は83%でした。20分YouTubeを再生し続けたあとには、バッテリー残量が76%に。つまり、7%減りました。
また、シャープのAQUOS PHONE SH-02Eでは、8%減少しました。

ディスプレイの明るさを最小の場合

今度はディスプレイの明るさを最小にして、同じ動画を再生させました。開始時のバッテリー残量は、73%です。
20分間再生させたあとのバッテリー残量は、69%でした。4%の減少ですね。
つまり、ディスプレイの明るさを抑えると、よりバッテリーの消費が抑えられる、ということがわかりました。
実は、これ、iPhoneでも同じ実験をしたのですが、同じようにディスプレイの明るさを最小にしたほうがバッテリーの消費が抑えられました。

YouTube視聴時は、ディスプレイの明るさを控える

この実験の結果からも分かる通り、YouTubeを再生させると、バッテリーはみるみる減っていきます。
なので、頻繁にYouTubeなどを見る人は、暗い場所などに移動し、ディスプレイの明るさを抑えることでバッテリーの消費も抑えることが出来ます。

ディスプレイの点灯し続けた場合

先ほどの実験結果から分かる通り、ディスプレイを点灯させているとバッテリーはガンガン消費されます。
今度は、ディスプレイを点灯させたままなにもしないでどれくらいバッテリーが消費するか実験してみました。
実験には、省電力と言われているIGZO液晶搭載のAQUOS Phoneを使用しました。

明るさによる違い

画面の明るさディスプレイの明るさ100%と、20%にして放置しました。
すると、

  3時間後の
バッテリー
1時間あたりの
消費量
明るさを最小にした場合 79% 10%前後
明るさを最大にした場合 42% 22%前後

やはり明るさを最大にした場合と最小にした場合で、バッテリーの消費量は2倍ほどの差がつきました。
つまり、ディスプレイの明るさを最暗にしておけば、使っていてもバッテリーが減りにくくなります。
ただ、暗い室内であれば明るさを最初にしてもディスプレイの文字を判読できますが、室外に出ると見難くなってしまいます。

明るさ自動調整

設定の壁紙・画面設定をタップそこで、暗い場所では自動で暗く、明るい場所では自動で明るくする「明るさ自動調整」にチェックを入れておきます。
まずは「設定」の中にある、「表示」を開き、「画面の明るさ」を開きます。

場合によっては表示機種によっては「表示」かもしれません。
画像はOptimus It(L-05D)。

画面の明るさの調節「明るさ自動調整」にチェックを入れます。
この時、スライダーで調節した明るさを基準に調整が行われます。つまり、スライダーをより左に(より暗く)しておくと、スライダーで調節した値を基準に、周りの明るさによって変化します。
そのため、目が疲れないギリギリの明るさをスライダーで調節しておき、「明るさ自動調整」にチェックを入れれば、明るい所で使う場合も、ギリギリ見える範囲で明るくしてくれるわけです。

点灯時間の調節

バックライト点灯時間さて、暗くするだけでもバッテリーを長持ちさせることに貢献出来ますが、それ以外にも自動的に画面が消えるまでの時間も調節します。
ディスプレイが消えるまでの時間は、「設定」の中にある「バックライト点灯時間」で設定することができます。

点灯時間を選ぶいろいろな値から選択出来ますが、電池を長持ちさせたい場合は「15秒」。頻繁にスマホを使うのであれば、「1分」に設定しておきます。

Bright Keepなお、SHARPのAQUOS Phoneの素晴らしい機能で、「Bright Keep」というものがあります。
これは、手に持ってスマホを使用しているのを感知し、使用している間はディスプレイが消えるまでの時間の設定を無視して、画面が消えるのを防ぐことができるんです。
そのため、私のAQUOS Phoneは、「バックライト点灯時間」を最短の15秒にしているにもかかわらず、使用している間は画面が消えない、なんて超便利な状態にしておくことができます。
「Bright Keep」に似た機能は、SamsungのGALAXY S4にも搭載されているので、こうしたスマホを選択するのも有効かもしれません。
ちなみにBright Keepをオンにしておくと、バッテリーが減ってしまうんじゃないか、と思われるかもしれませんが、オン、オフでほぼバッテリーの消費は変わらないので、ご安心を。

機内モード

機内モードもし、あらかじめしばらくインターネットをしない、電話もかかってこないとわかっているのであれば、「機内モード」にしておくと、バッテリーの消費を抑えることができます。
機内モードとは、Wi-Fiやモバイル通信をワンタッチで遮断するモードで、こちらの画像は機内モードの時とそうでない時のバッテリー消費量の違いをグラフにしたもの。
画面左側の傾斜が激しい方は、Wi-Fiや3G回線がオン(つまり、機内モードがオフ)の時。
機内モードをオンにしたところ、バッテリーの消費量の傾斜が緩やかになっているのが一目瞭然です。
ただし、インターネットに接続できなくなり、電話も着信できなくなるので、病院や、飛行機の機内、これから寝る、なんて時に機内モードをオンにしておくとバッテリーの消費を抑えることができます。

機内モードにするには

機内モード Xperia機内モードにするには、ディスプレイの上から下にスライドして表示されるクィック設定にある飛行機のアイコンをタップするだけです。
オフにするには、もう一度タップします。
この画像はXperiaのものです。

機内モード GalaxyGalaxyの場合はこんな感じ。

もし、クィック設定に機内モードのアイコンが見つからない場合は、電源ボタン長押しでも表示されるメニューからも設定できます。

簡単に機内モード

機内モードは、インターネットへのアクセスも遮断してしまうため、いちいちインターネットへ接続するときには、機内モードをオフにしなくてはなりません。
そういった動作が煩わしい場合は、「自動機内モード制御 Free」というアプリを入れておくといいでしょう。

このアプリを入れて設定すると、ディスプレイをオフ(スリープ状態)にしたら、一定の時間経過したら機内モードにすることが出来ます。
スリープを解除(つまりディスプレイを点灯させたら)すると、自動的に機内モードをオフにしてくれます。
ただし、機内モード中は着信ができなくなることを忘れないで下さい。

バッテリーを長持ちさせる 中級編

ここからは少し詳しい人向け、になります。その分、今まで原因不明のバッテリーの急激な減少の原因の特定や、ガンガン使ってもあまり減らないようにすることも可能かと思います。

バッテリーの状態を知る

バッテリーを長持ちさせたいのであれば、なにはともあれ、バッテリーの状態・アプリの動作状況を知る必要があります。
そこで、バッテリーやアプリの動作を確認できるアプリをインストールしてください。

バッテリーミックス私のおすすめは、バッテリーミックスというアプリ。
このアプリをインストールすると、バッテリーの状態や温度などを監視し、グラフ化するとともに、あとどれくらいでバッテリーの残量が0になるか。とか、充電時、あとどれくらいで100%になるか、といった予測を表示してくれます。
また、どのアプリがバッテリーを消費しているのか、なども監視してくれる便利なアプリです。

何もしていないのにバッテリーが減る原因を調べる

バッテリーが急激に減るこちらの画像は、「バッテリーミックス」で私のスマホのバッテリーの様子を表示させたところです。
◯で囲まれている部分を見てください。
この時間は、特にスマホをいじっていなかったのですが、急激にバッテリーが消費されているのがわかります。
まずは、なぜ急にバッテリーが消費されたのかを調べます。

稼働プロセスをタップ「バッテリーミックス」の「稼働プロセス」をタップします。

バックグラウンドでアプリが暴走するとこの時は、バックグラウンドで「google+」が動いていたようです。

「稼働プロセス」を表示させると、バッテリー消費の原因となったアプリを原因が高いものからランキング表示してくれ、いつ動作していたか、をグラフで表示してくれるんです。

バックグラウンドで動き続けるアプリを探せ

起動中アプリサムソンのGalaxyシリーズには、「起動中アプリ」という、起動中のアプリやCPUの状態を表示してくれる、すごい便利なウィジェットがあるんです。
このウィジェットをホーム画面に配置しておくと、現在起動しているアプリの数を表示してくれます。

CPU使用率また、このウィジェットをタップすると、タスクマネージャーが起動し、アプリが使用しているCPUの様子もリアルタイムに表示してくれます。

すると、「ブラウザ」とか「ニフティ ニュース」といった特定のアプリが、バックグラウンドでいつまでもCPUを使い続けているのがわかりました。

バックグラウンドで動作しているBattery Mixで調べてみると、使っていないときでもバックグラウンドで「@nifty News 」がずっと動き続けていたことが判明しました。
その後いろいろ調べたところ、ほかにもいつまでたっても裏で動いているアプリが見つかりました。
不思議なことに、バックグラウンドで動き続けているアプリと、そうでないアプリの2種類があることが判明しました。

自動で通信を遮断

iBatteryの設定「大事な電話やメールが来るかもしれないので、機内モードはちょっと。」なんていう人は、「iBattery」というアプリがおすすめ。
このアプリは、画面が消えたら指定した無線通信(Wi-FiやBluetooth、モバイルデータ通信)を遮断してくれるんです。
しかも、指定した時間に遮断を解除してメールや同期したり、画面が消えてから◯分間は遮断しない。なんていう設定も可能です。
機内モードほど効果はありませんが、機内モードと違い、電話は着信可能なので、お勧めです。

裏で動き続けるアプリを強制終了する

バッテリーが急激に減っていく減少や、1日もたない原因は、ほとんどがスリープ状態中にアプリがバックグラウンドで、動き続けるのが原因です。
そこで、スリープ状態(画面が消えた状態)になったら、強制的にアプリを終了させるように設定してみましょう。
ただ、すべてのアプリを終了させてしまうと、エラーや不都合があるので、指定したアプリは終了させない設定にします。

アンドバンスドタスクキラー画面を消した(スリープ状態)ら、アプリを強制的に終了させるには、「高級タスクマネージャ」を使用します。(無料)
このアプリをインストールしたら、起動し・・・

左上をタップ画面右上の◯で囲まれている部分をタップします。

設定をタップ「設定」をタップします。

自動起動とScreen OFF Killにチェック「自動起動」にチェックを入れます。
ここにチェックを入れると、スマートフォンを再起動したり、電源を入れると、自動的に起動するようになります。

続いて、「Screen OFF Kill」という部分を「オン」にします。
ここをオンにすると、画面を消した時に自動的に起動しているアプリを強制終了します。
ただし、「050Plus」や「LINE」など、電話やメッセージをリアルタイムに受信するようなアプリを強制的に終了させると、メッセージや着信ができなくなります。
また先ほど紹介した「バッテリーミックス」も強制終了してしまうと、うまくバッテリーのログを取得できなくなる場合があるので、指定したアプリは終了させない設定にします。

除外リストをタップそこで、「除外リスト」をタップします。

終了させたくないアプリインストールされているアプリのリストが表示されるので、強制終了したくないアプリをチェックしていきます。
なお、メールアプリのような自動的に起動するようなアプリの場合は、除外リストに入れなくても、きちんとメールを受信できるのでご安心を。

なお、アクティブになっているアプリ(つまりスリープ状態にする前に使っていたアプリ)は、強制終了できないようです。
例えば、YouTubeを見ている途中で画面を消した場合、YouTubeアプリは強制終了出来ません。
なので、スリープさせる前に「ホームボタン」などを押すなどして、スリープに移行させると終了させることが出来ます。

Wi-Fiをオフに

Wi-Fiをオンにすると消費する GALAXY S2編Wi-Fiをオフにした場合はどうでしょう?この画像は、Wi-Fiをオンにした時と、オフにした時のバッテリー消費の違いをグラフにしたものです。
Wi-Fiをオフにすることによって、若干減り方が緩やかになっていますね。
屋外でWi-Fiがない場所にいるときは、Wi-Fiをオフにしておいたほうがいいかもしれません。

バッテリーを長持ちさせる 上級者向け

さて、今度はより一層バッテリーを長持ちさせるテクニックを紹介します。
多少、テクニックや知識は必要ですが、ここで紹介する設定をすると、バッテリーに関する悩みは、かなり無くなると思います。

同期を停止させる

スマートフォンでは、データをバックアップしたり、最新のニュースなどを取得したり、と、ディスプレイが消えた状態でも、裏でインターネットと接続してデータのやり取りをしています。
このようにインターネット上にデータを送信したり、取得したりすることを「同期」といいます。
これはすごく便利な半面、同期している間はバッテリーの消耗も早くなります。
使っていないのにバッテリーが消耗する原因の1つになっています。

同期をオフにすると?

同期をオフにしてもそれほど困る、ということはないのですが、オフにすると「電話帳」や「写真」、アプリのデータのバックアップなどが停止します。

同期するデータを選択する

設定のアカウント同期を停止・有効にさせるには、「設定」を開き、「アカウントと同期」を開きます。
すると同期出来るアプリの一覧が表示されるので、1つ1つ開いていきます。

例えばGoogleの場合、アカウントのメールアドレスをタップします。

同期しておくべきもの色々な同期項目がありますが、そのうちチェックを入れておいたほうがいいものをピックアップしてみました。
パソコンやタブレットを持っている人は、「Chromeを同期」にチェックを入れておいたほうが便利ですが、スマホしか持っていない人は、ここは外しておいて構いません。
「Gmailを同期」は、Gmailを使っている人には便利な機能ですが、Gmailアプリを立ち上げれば手動で新着メールを取得できるので、オフにしても構いません。
仕事でGmailを使用している人だけオンにしておけばよいでしょう。

また、「Googleフォトを同期」と「Googleフォトバックアップを同期」にチェックを入れておくと、スマホで撮影した写真や保存した画像をネット上にバックアップしてくれます。が、大量の写真があるとその分時間もバッテリーも消費するので、必要に応じて(充電中のみ、とか)オンした方がいいかもしれません。

「連絡先を同期」は必ずチェックを入れておいてください。

データの自動同期なお、同期は「クィック設定」でオン・オフが簡単にできます。
私の場合は、普段はオフにしておいて、1日に1回(もしくは気がついた時)に、オンにしています。
Googleフォトは便利な機能ですが、私の場合、FolderSyncというアプリでパソコンに自動転送させているので、写真のバックアップはそれほど困らないからです。

使わないアプリをアンインストールする

スマホを使い始めて3ヶ月以上経過している人は、そろそろ「使うアプリ」「使わないアプリ」がはっきりしてきたと思います。
そこで、ほとんど使わないアプリをアンインストールしてしまいましょう。
上級者向けのバッテリーを長持ちさせる方法ですが、これで一気に待機中のバッテリーのもちが伸びました。

ただし、アンインストールすると不具合が出るアプリもあるので、以下は上級者のみ行ってください。
また、自己責任にで行ってください。

設定まずは「設定」を開きます。

アプリをタップ続いて「アプリ」を探し、タップします。

すべてを表示インストールしてあるアプリの一覧が表示されるので、横にスワイプして「すべて」を表示させます。

無効にするをタップ必要でないアプリをタップし、「無効にする」か「アンインストールする」をタップします。

OKをタップ警告が出るので「OK」をタップします。

強制停止をタップ続いて「強制停止」をタップします。

アンインストールするとどうなる?

メディアプレーヤー例えば動画ファイルを再生させようとすると、このように、どのアプリで再生させるか聞いてきますが、

無効にさせた状態「メディアプレーヤー」を「無効」すると・・・

候補に上がらなくなったこのように開くアプリの一覧から削除されました。

無効にさせたアプリ

私が今回無効にさせたアプリです。シャープの「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」になります。

無効にしたアプリ「エリアメール」はほぼ使ったことがないので、無効にしました。
「しゃべって検索」も、google検索があるので無効。

無効にしたアプリ2「ドコモ位置情報」も、googleのいち情報があるので無効。
「ドコモ」関連のアプリは、ほぼ無効にしました。

無効にしたアプリ3「災害用キット」や「辞書」、「赤外線通信」もほぼ使わないので、無効にしました。

無効にしたアプリ4「iコンセル」はもっとも無効にしたいアプリの1つ。
使わないのであれば、積極的に無効にしてもいいでしょう。

無効にしたアプリ5「NOTTV」もほぼ見るつもりがないので、無効。
オフィス関連のファイルをひらくことができる「OfficeSuite」ですが、あの小さい画面にオフィスは必要ないので、無効にしました。

まとめ

約66時間経過して20%だいぶ長くなってしまいましたが、上の設定をすべて実行した結果、私の持っているAQUOS Phone SH-02Eは、100%から66時間(2日と18時間)経過しても、まだバッテリーが20%残っているという、驚異的な結果になりました。
66時間の間、電話は1回、あとはアプリをインストールしたり、インターネットを見たり、カメラで写真をとったり・・・と、それほど使っていたわけではありませんが、このような使い方であれば、軽く3日はもつことが判明しました。

上記の設定以外にも、SHARPのAQUOS Phoneは、元々バッテリーの消費がえらく少ないようで、GALAXYやXperiaなど、同じアンドロイドでもバッテリーがすぐ無くなってしまう!なんて悩みを抱えている人は、次に買い換えるときはSHARPにすれば一気に御悩み解決かもしれません。

余談ですが、あまりにAQUOS Phoneのバッテリーのもちがいいので、新型Nexus 7が発表されたにもかかわらず、去年の12月にauから発売されたAQUOS Padをヤフオクで購入してしまいました・・・。(笑)
いや~、AQUOS PhoneもAQUOS Padもめちゃめちゃいいっす。
もう次からはiPhoneじゃなくてもいいかな。なんて思いつつあります。(笑)

ちなみにAQUOS Phoneは、auとSoftBankからも発売されているので、iPhoneだとワンセグ、おサイフ携帯、防水がついていないからやだ!なんて人は、検討してみてはいかがでしょう。

関連ページ

 

Sponsard Link

 

【 深雪 】 2014/06/07 16:18

L-06D使用中です。
ありがとうございます、とても勉強になりました!
高級タスクマネージャーとBatteryMix、早速入れてみました。
そこでの現象なのですが、高級タスクマネージャーのグラフ線だけがかなり高低激しいのですが、これは問題ないのでしょうか。
また、上の強制終了の説明画像(終了させたいアプリ)の中で、この高級タスクマネージャーにレ点が入っていたのですが、スリープ時は停止しておいて良いのですか?
今の所、色々やってみましたが特に顕著な効果があらわれておらず…
12時96%、16時75%、殆ど使用していなくても4時間で20%減っています。
白ロムのためWi-Fi接続が必須なので、仕方ないのかとも思いますが…。

 

【 管理人 】 2014/06/07 18:27

こんにちは。
私も白ロムをWi-Fiで使っています。
バッテリーを使用しているアプリのグラフで、「高級タスクマネージャ」が上位に表示される、ということでしょうか?
たまにありますね。ただ、あまり気にしなくていいと思います。
画像に「高級タスクマネージャ」にレ点が入っていますが、あれは撮影時たまたま入っていただけなので、チェックを外してください。
殆ど使用していなくても4時間で20%は、異常ですね。
まず、再起動してみてください。
そして、使用しないアプリをアンインストール、もしくは無効にしてみてください。
また、寝るときで構わないので、「機内モード」にして変化があるか確認してみてください。
おそらく何かしらアプリの暴走だと思います。私も、似たような経験がありました。

 

 

2015-10-07 23:22 | このページのトップへ | コメントを書く | 管理