IIJmioでradikoは聞ける?

意外とradikoの需要が高いようで、IIJmioのような低速な回線でradikoでラジオが聞けるか実験してみました。

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IIJmioでradikoは聞ける?

Last update 2017-03-11 13:50

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ラジオの存続が危ぶまれている現在、radikoは、意外と人気があるようです。
私もトラックを運転している時に、iPhoneのradikoをFMトランスミッターでトラックのFMに飛ばしてナイナイのオールナイトニッポンや、伊集院光の深夜の馬鹿力などを聞いていました。
トラックにもラジオは付いているんですけれど、radikoだとAM放送もステレオで聞けるので音楽がかかるとFMチックに聞こえるのと、トンネルなどに入っても途切れないで聞くことができるので、意外と運転中は需要があるかもしれません。
さて、当サイトではIIJmioやイオンb-mobileのようなすごい安いけれど、すごい回線速度が遅いデータ通信プランで、音声通話ができるか。などを実験してきましたが、今回はIIJmioの高速モバイル通信/D 128kbpsでradikoが正常に機能するか実験してみました。

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IIJmioとは、ドコモの回線の一部を借りて格安でデータ通信サービスを行なっている企業の1つ(MVNOと呼ばれる)。
日本通信とかb-mobileとかイオンb-mobileという格安データ通信を提供するサービスの名前を1度は聞いたことがあると思いますが、IIJmioもそういったサービスの1つ。
イオンb-mobileよりも安く、回線速度が128kbpsとちょっとだけ高速なのがポイント。
実は、イオンb-mobileだとなんとかテキストデータを読み込めるレベルだったのですが、IIJmioの方は050Plusなどのアプリを使って普通に音声通話ができちゃったんです。
しかも、料金は945円/月とドコモのパケット・ホーダイの7分の1ぐらいの価格で。

じゃあ、radikoでラジオが受信できるんじゃないか。というのが今回の実験。

radikoを使うには

radiko.jp結論をいうまえにAndroidでradikoを使う準備を紹介します。
google Playでダウンロードしてインストールします。

アプリを起動すると地域判定オプションが表示されるradikoは、地域によって聞けるところと聞けないところ、またチャンネルが違ったりするのですが、その判定に「3G回線の基地局位置情報」「GPS」「Wi-Fi位置情報」のどれかを使用します。
ドコモやau、ソフトバンクのAndroidを使っている場合、3G回線の基地位置情報を使えばいいのですが、IIJmioやb-mobileは位置情報のサービスを提供していないので、GPSで現在の位置をradikoに教えてやる必要があります。
そのため、GPSが受信できない場所にいると、使えない可能性があるので注意。
ちなみに、起動時に1回だけ位置情報を取得するだけなので、一度ラジオが受信できてしまえばGPSが受信できない場所に来てもOKです。

また、Wi-Fi環境内にあればWi-Fiで位置情報が取得できるので、この場合はGPSが受信できない場所でもOK。

Wi-Fiかモバイル通信かで違ってくるIIJmioやb-mobileのような3G基地局位置情報を取得できないような場合でも、GPSかWi-Fiで位置情報を取得できます。
「設定」の「位置情報とセキュリティ」の「無線とネットワーク」にチェックが入っているか確認してください。
Wi-Fiではない場合、GPSで位置情報を取得するため、「GPS機能を使用」をチェックしてください。

地域が判明しないと使えない位置情報が取得できないと、このような警告が表示され、radikoが強制終了してしまいます。

ドコモ回線の場合ドコモやau、ソフトバンクの回線を使っている場合は、特になにも設定しなくてもこのように位置情報を取得してくれます。

IIJmioでも起動できた!位置情報を取得できると、このようにradikoで受信できる放送局の一覧が表示されます。
残念ながらNHKはradikoでは受信できません(別のアプリで受信が可能です)。
おすすめは、ラジオNIKKEI。
午前中などは、音楽を流しっぱなしにしてくれたりします。

文化放送懐かし~。
吉田照美のなんちゃらかんちゃらという、お昼からの番組を昔、トラックでよく聞いてたなぁ。
時間帯が早朝に移ったんですね。

このように簡単な番組の説明も表示してくれます。

うまく受信できない?

メニューボタンを押して設定をタップうまく受信できない場合は、バッファの時間を変更してみてください。
変更方法は、「メニューボタン」を押し、「設定」をタップ。

オフタイマーとバッファ時間「バッファ時間変更」をタップして、バッファ時間を変更します。
バッファとは、ある程度受信してから再生することで、デフォルトでは1分ぶん受信してから再生するようになっています。

ちなみにオフタイマーとは、○分後に自動で停止したい場合の設定。
寝る前に聞いている時なんかに、バッテリーの消耗を抑えたい場合などに使用します。

バッファ時間の変更バッファ時間は、15秒、30秒、1分、3分の中から選択できます。
時間がながければ長いほど、途切れることが少なくなりますが、そのぶん、時間が若干遅れます。

オフタイマーの設定オフタイマーは、オフタイマーなし、15分、30分、60分、90分から選択可能。
ラジオを聞いていると、つい寝てしまう。なんて人は、設定しておいたほうがいいかも。

IIJmioでラジオは受信できる?

で、注目の結果は動画のとおり。
IIJmioの128kbps回線でも全く問題なく受信できました!!
起動してから2~3分は、途切れ途切れの状態が続きますが、一度安定して受信できると、その後はずっと安定して受信できます。
1時間ぐらい、流しっぱなしにしていたんですけれど、全く途切れることはありませんでした。

イヤフォンで聞いてみると、結構radikoでは、音声を圧縮して送信しているのがわかります。
音声だけなので、128kbps程度なら充分みたいですね。
ということは、同じ理屈で128kbps程度での電話アプリでの音声通話も、充分なのかもしれません。

久々にラジオを聞きましたが、なかなかこうしてじっくり聞いてみるといいですね。
テレビと違って、なにか作業をしながらという状況でもぴったり。
テレビだと、つい気になって作業が停止してしまうこともしばしばですが、ラジオは手を止めずに作業ができる!
パソコン版のradikoもあるので、好きな方で聞きながら仕事をするのもいいかもしれない。

最終更新日 2017-03-11 13:50

 

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投稿日:2012-05-04 | このページのトップへ | コメントを書く | 管理

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